62話 〜昼休みの中庭〜 ページ16
美「七鬼のロボット一台貸して欲しいな」
七「貸さないぞ」
美「えー」
そんな話を聞きながら、私は美門君のカツ丼からカツをつまみだし、口に放り込んだ
美「ああ、米だけになるじゃんか...」
「あなただって、さっき私のサンドイッチ勝手に食べたでしょ?」
七「俺ももらおっと」
そう言って、七鬼君もカツだけをつまむ
美「もう良いや。アーヤもどうぞ」
立「ありがとう、翼」
こうして、ワイワイとお弁当を食べ終えた私達は、中庭を散策した
私は、エルウェシーが咲いていた所に行った
何のため、ビニールの手袋をつけておいた
ポケットからプラスチック製のミニ試験管を出し、咲いている下の土を採取した
ついでにブラックライトで辺りを照らしてみたが、何もなかった
美「へぇ〜、そんな物持ってきていたんだ」
「何か手掛かりがあるかもっと思って」
その時、草の中にキラッと光るものを見つけた
ん?何かしら?
私は、草の中から''何か''を取り出した
それは1cmほどで、銀色で先が尖っている
カッターナイフの切れ端?
美「カッターで葉にメッセージを書いた後、折ってここに捨てたんじゃないかな?」
「美門君、小塚君は研究に優れているのよね?」
そう聞きながら証拠品としてジップロックつきミニビニール袋に入れる
美「ああ、そうだけど?」
「小塚君に今日の会議に色々試したいから、簡単な反応薬をいくつか持ってきて欲しいっと伝えることは可能?」
美「分かった。伝えとく」
「私もいくつか持ってくるから...とも」
美「了解」
「ありがとう」
七「何か見つかったか?」
「ええ、少しね」
立「何が見つかったの?」
キーンコーンカーンコーン
やばい、予鈴がなった
「詳しくは会議に」
立「分かった」
そう言って、みんなでクラスまでダッシュする
ふふ、面白くなってきたわね
犯人、とんだミスを犯したわね
切れ端の刃、普通のカッターよりも長く、深い藍色がある
これは日本に1000本しかないのよ
片っ端から探せばすぐね
秀明、会議終わったらふけるか
ついでに、ラジコンカー作るとするか
今日、犯人たちが来る前に準備しなくては
盗聴、録音、盗撮機も乗せておこう
間に合うか?
そうだ、ヨルさんに今日遅くなること言っておかないと
今、授業中だから後にするか
ふぁ〜
眠い
学校だけは居眠りやめておこう
頑張れ、浅葱
秀明の授業中まで我慢しろ
学校では寝ず、秀明では寝ていた浅葱なのであった
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ななな - めっちゃ面白いです!これからも頑張ってください! (5月1日 7時) (レス) id: 1bbeced387 (このIDを非表示/違反報告)
sea otter - すみません。またまた名前変えました。 (1月20日 13時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
シベリアン - これからも宜しくお願い致します (1月16日 13時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
arisu - 名前変わりました〜〜 (1月16日 13時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
arisu - なーこさん» ありがとうございます! (12月16日 8時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sea otter | 作成日時:2023年7月5日 3時