Elwesyの葉は知っている〜２〜 (ページ15)

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61話　〜お弁当の中身は？〜ページ15

中庭にあるランチテーブルに座って食べる

立「わあ、Aちゃんのお弁当美味しそうだね」

私は、フランスパンのサンドイッチ、リボンパスタ入りイタリアントマトスープである

美味しそうだと聞いて安心した

今日から、黄昏先輩が任務で家にないため、私が作ったのだ

ヨルさんは料理が下手らしい...

本当なのだろうか？

ちなみにアーニャちゃんは学食らしい

「本当？良かった。アーヤちゃんのも美味しそうよ？」

アーヤは枝豆混ぜご飯に、その他おかずが色々

とっても美味しそうだ

立「ふふ、ありがとう」

七「俺のはどうだ？」

七鬼君は、おにぎり2つにうどんと唐揚げである

立「し、忍のも、美味しそうだよ」

主食に主食か...

七「ほんとか！」

別に張り合わなくても良いんだけど...

まあ、本人が満足していることだし、良いとするか

七「美門、お前のは？」

美門君は、カツ丼とナッツサラダである

ホォ、お弁当にカツ丼ですか。そうですか、そうですか

美「そういえば、アーヤがお弁当美味しそって言った時、何で''良かった''って言ったの？」

「え？今日は時間がなくて急いで作ったからだけど？」

立「え？これAちゃんが作ったの？」

「そうだけど？」

七「俺のはロボットが作っているんだぜ？」

なるほど、ロボットにやらせればいいのね！

美「今日は時間がないって何で？」

ああ、黒木君がまた何か言ったに違いない

「今日は父がいないから、妹の面倒をしていたのよ。母は忙しいし」

美「ふーん」

「そうだ、アーヤちゃん。サンドイッチ一ついかが？」

立「え、でも...」

「その代わり、私もアーヤちゃんから一つなにかもらうから。ね？」

美「じゃあ、一つ」

そう言って、美門君は生ハムのサンドイッチに手を伸ばした

「貴方にあげるとは言ってないのだけど？」

美「ん。毒は入ってないみたいだよ、アーヤ」

「当たり前よ。私が食べる用に作ったから。アーヤと七鬼君もどうぞ」

七「上手いなこれ」

立「あ、ありがとう。Aちゃんもどうぞ」

「ありがとう」

私はアーヤのお弁当から卵焼きをつまみ、口に放り込む

「ん。美味しい」

それを聞いた七鬼君、美門君もアーヤのお弁当のおかずをつまむ

七「アーヤのもうまいな」

美「ああ、あとで黒木達にころされるな」

七「俺のもどーぞ」

全員が七鬼君の唐揚げをつまみ、口に入れる

立「ん。忍のも美味しいよ」

七「だろ？」

「味がよく染み込んでるわね」

七「だろ？」