Elwesyの葉は知っている〜２〜 (ページ14)

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60話　〜一週間後〜ページ14

犯人達を捕まえてから一週間後、ついに来てしまった...

''文月の望月''の日が...

犯人を捕まえたいが、今回は日本側が二人、東国が三人と計五人

今回は殺してしまうのは避けたい

となると一人で犯人と生け捕りにするのはやや難しくなる

仕方ない、アジトも見つけなければならないから、東国の奴らは泳がせておくかな

物を交換し、東国の奴らがいなくなった後に犯人達を捕まえるとするか...

もしものときのために、睡眠薬でも作っておきますか

でも、問題はどうやって犯人達に注射するか...

銃に入れるか...？

作るのめんどくさいから却下ね

弓矢でするか

作るの簡単だし、遠距離も可能だし

うん、そうしよう

さて、昼休みにもう一度中庭に何か手掛かりがないかの確認をしておこう

担任「A、さっきから上の空で授業全然聞いてないだろう！」

「ちゃんと聞いてますよ」

聞いてないけど...

担任「じゃあ、この問題解いてみろ」

そう言って黒板に書かれた問題は√45-4√3-√20＋√12だった

私は黒板の前に立ち、式をスラスラ書いていく

√45-4√3-√20＋√12

＝3–√5－4√3－2√5+2√3

=√5－2√3

「合ってますか？」

担任「ぐむむ。合っているが、まだルートなんてやってないぞ」

やっぱり

これ、中3で習うやつよね

「知ってます」

担任「ぐむむ。座ってよし。だが、疑われるようなことはするな？」

「はい」

いや、完全に授業聞いてなかったけど

まあ、いいか

立「Aちゃん、凄いね」

「ありがとう」

キーンコーンカーンコーン

こうして、私はもう一回も当てられることなく終わった

立「あ、そうだ。Aちゃん。今日秀明のカフェテリアでkzの集合がかかっているんだけど、もし良ければ来てもらえないかな？」

「いいわよ。私ももう乗りかかった船だし拝見させてもらうね」

立「もう乗っちゃってるけどね」

「そうね」

七「おーい、立花！一緒に昼飯食べようぜー」

「いーよ、ちょっと待っててね。Aちゃんも一緒に食べない？」

「ありがとう、そうさせてもらうわ」

七「なあ、中庭で食べようぜ」

な、中庭...

立「え？どうして？」

そうよ、そうよ

七「秘密」

こうして中庭に行くことになった

立「あ、翼...」

美「アーヤ、一緒に食べよう」

そういう事か...

立「え、でも...」

七「ここはあんまり人来ないから大丈夫だぞ？」

美「それに、今日満月の日だし何かないか一応探さそ？ね？」

こうして、中庭で食べることになった