Elwesyの葉は知っている〜２〜 (ページ12)

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58話　〜付箋...〜ページ12

二人の男を運び終えた後、私は二枚の付箋にこう書いた

''俺達が犯人です''っと

それを二人共にキョンシーのようにおでこに貼った

若「何してるんだ？」

「メモを残しただけよ」

小「メモ？」

美「どれどれ...''俺達が犯人です''っだって」

その途端、全員で笑った

若「お、おもしれぇwww」

ｗｗｗ確かに面白い

一通り笑った後、私達は鍵を締めた

立「もうこんな時間だけど大丈夫？」

っ！

休憩時間5分過ぎている！

若「皆の者、急げ！アーヤ達、また会おう！」

上「うるせぇ、偉そうにするな」

若「なんだと？やんのか？」

ああ、また始まった

もうほっとくわよ？

黒「二人共、いい加減にしないとAに蹴られるよ？」

それくらいで蹴らないけど？

まあ良いや、ほっといて先に行こう

そう思い、走るスピードを徐々に上げていく

美「Aにほってかれるよ？」

若「A待て！貴様だけ説教を逃れるのは許さん！」

説教か...

監督怖いからな...

こうして、監督にみっちりお説教を受けることになった

監督「まぁったく何をしとるんじゃぁお前らは！」

サッカーメンバー(若＆上＆美＆黒＆A)『す、すみませんでした！』

監督「Aはまだしも、お前たちは今日で二回目だぞ？」

サッカーメンバー『以後気をつけます！』

はあ、こうなったら嘘でもつくか...

「すみません監督。今回遅れたのには訳がありまして...言い訳なのは分かってます。少しだけ聞いてくれませんか？」

監督「ぐぬっ、よ、良かろう」

「実は私達、道に迷ったお婆さんを助けていたんです。どうやらバスを乗り間違えたようで。それで、一個向こうの佐々田丘駅前まで送って行ったんです」

監督「そうなのか？」

サッカーメンバー『はい、実はそうなんです！』

監督「なら仕方ない、今回だけは、今回だけは許そう...」

サッカーメンバー『ありがとうございます！』

監督「気を取り直して、試合続けるぞ！」

チーム『はい！』

こうして、試合は終わり、監督にこれからもたまに見に来てくれと言われ、アーヤちゃん達と一緒に帰ることになった

上「そういえば、犯人達はどうなったんだ？」

あ、忘れてた

ハンドラー、見つけたかな

そう思って、携帯を出す

''確保した...てか、あの付箋は何だ？www''

よかった、大丈夫だったって

「確保したっだって」

小「よかったね」

立「Aちゃんが外に出た時はどうなるかと思った」

こうして、私はみんなと別れ、WISEへ向かった