Elwesyの葉は知っている〜探偵チームKZ事件ノート・SPY×FAMILY〜 (ページ45)

今日:28 hit、昨日:28 hit、合計:12,192 hit

41話　〜駅前のスタバにて〜ページ45

放課後、制服から私服に着替え、駅前のスタバまで歩いていった

何か会ったときに、動きやすい格好をっと思い、足首が見える紺色のセンターラインデニムパンツに黒ベルト、芥子色のパフスリーブシャツ、紐の細いシルバーグレーのシンプルな腕時計、武器にもなる、黒く、シンプルな9cmのアンクルヒールサンダルハイヒールを履き、白色のショルダーバッグ、そして、長い髪を一つくくりにまとめ、盗聴機にもなる、ロイヤルブルーのガラス製で小さな雫型のイヤリングをつけた

早めに家を出たおかげで案の定、まだ誰も来てなかった

6月にも関わらず心地よい天気だったので、店の外で待つことにした

黒木君が最初だった

ああ、こうなることなら早めに来るんじゃなかった

黒「やあ、Aさん。来るの早かったね」

「こんにちは」

まさか、私が早く来ていると予測してたんじゃ...

そんな、まさか、ね...

黒木君は、黒いテーラードジャケットに白のシャツ、ジーンズ、ライトベージュのカジュアルシューズと割とシンプルな出で立ちだ

黒「ああ、そうだ。まだ自己紹介してなかったね。黒木貴和、開生中に行ってるんだ。改めてよろしく」

嫌だ、こんな奴とよろしくしたくない

「御存知の通り、A・フォージャーで立花さんと同じ浜田中です」

だれか、速く来て...！

通りすがりの女性軍『ねぇ、あの人かっこよくない？/ダメダメ、隣彼女いるじゃん/うわ〜あれじゃ彼女には勝てないわ/これぞ、美男美女ね』

通りすがりの男性軍『おい、あの子可愛くない？/ああ、ナンパしに行く？/無理だろ、隣彼氏いるじゃん/おいおい、まじかよ.../でも、あれじゃあ納得だな/美男美女だし』

Oh my god！

変な勘違いされてる！

私達は恋仲間じゃありません！

一体、私が何したっていうの？

「(ボソッ)je ne suis pas sa petite amie！Jetez un œil, ne vous méprenez pas !」(私は彼の彼女ではない！ちょっと見ただけで、勘違いしないで！)

っと誰も聞こえないだろうと、こっそり言った

いや、聞こえたとしても分からないだろうと思って呟いた

すると、それを聞いた黒木君が目を見開いた

え？フランス語分かるの？

バレるんだったら、ドイツ語にすればよかった

黒「Je veux vraiment que tu arrêtes les malentendus」(ほんとに、誤解はやめて欲しいね)

なんと！フランス語で返してきた

黒「フランス語出来るんだ？」

「そうですね、黒木君も出来るんですね」

黒「ああ」