酔っ払い �� ページ4
(壱馬)
壱馬「 お疲れ様っしたー ！ 」
車を降りてマンションのエントランスへ向かうと
男女が見えた
鉢合わせないように先に入ってもらおうと
ゆっくり歩いてみたが一向にオートロックを開けない…
え？ なに？ 眠いんやけど ……
どうにも行き場を失った俺は
シレーっと通過して自分だけ中に入ることにした
よし行くでー
ガラス扉を開けるとオートロックがあり、その前にその男女は居た
男「 えっ、ないですよ？ 」
女「 あーるー ！！ よぉぉ〜く探して！！ 」
男「 こっちのバッグでいいんですよね？ 」
女「 ちがぁぁぁぁう！！ こっちだよぉっ ！ 」
男「 すいません … って… さっきこっち見たし…っ」
女は相当酔っ払っていて
でろんでろん状態…
酒癖悪い女……… 苦手だな、俺は。
あ〜嫌だ嫌だ
なんて心で思いながら目を合わせないように
2人をよけて通り
鍵を … 、
あれ？ かぎ… 、あれ？ 鍵 ？ ！
ズボンのポケットに入れたはずの鍵が… ない！！
ズボンのポケット、ケツポケット、
ジャケットのポケット…
全てベチベチ叩いてみたけど鍵はない
…最悪や。絶対車ん中や。
壱馬「 はぁ … 」
深くため息をつきマネージャーに連絡しようと
振り返り歩きだそうとすると
男が話しかけてきた
男「 あっ、 あの … すいませー ん 」
正直、無視したい気持ちは0じゃなかった。
だって俺が俺だってバレたら住みづらくなるの本当に嫌だし…
そりゃ俺にだって常識ありますから？
明るく笑顔で挨拶とか最低限の近隣付き合いとか？したいけどー、
それで自分の生活をしづらくするならー
という苦渋の決断なわけで…
でもやっぱ無視はよくないよなー ってことで
壱馬「 はい … 」
男「 ここの方、です？よね？ 」
当たり前やろこの時間にw
壱馬「 そうですけど…僕、かぎを… っ 」
と、いいかけたところで思い出した！
今朝、無用心にも玄関の鍵をかけ忘れてでてきてしまったことを。
誰か来てどうにか中に入れれば鍵なくても
とりあえず家入れるやん ！！
っつか、この人たち住人ちゃうんか？
開けてや、はよ開けろや眠たいねん！w
男「 あの自分ここの住人じゃなくて… 」
壱馬「 はい 」
男「 この人！ 会社の上司なんですけど… 送ってきたらもうこんなで… 鍵が見つからなくて… 」
壱馬「 そっちは？ 」
男「 ないんすよー ああもう困っちゃいます… 」
いやいや僕も困っちゃいます…
続
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たぴおか(プロフ) - �豢廚気�» コメントありがとうございます。ご指摘いただいた箇所の訂正をいたしました。台詞の行間隔の件ですが、文字数の関係で既に公開済みの内容に関しましては訂正が難しいため、今後の参考にさせていただければ、と思っております。今後共宜しくお願いいたします。 (2019年10月6日 0時) (
レス) id: 1818f9c450 (このIDを非表示/違反報告)
�豢� - 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした (>_<) (2019年10月4日 12時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
�豢� - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 偶然の再会�△里海海良�分 それか正解だったのかは自分でもわからない これ正しくそれがではないんでしょうか？ (2019年10月4日 11時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
�豢� - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 同じく再会�，里海海梁羯� 菊池「 再開にぃ〜〜〜！ 乾杯〜！ 」 これ正しくは再会ではないんでしょうか？ (2019年10月4日 11時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
�豢� - 何度も続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 偶然の再会�，里海海良�分 そんなある日 メンバー何人がとメシがてら軽く酒を飲んで解散し、ひとりになった直後だった。 これ正しくはメンバー何人かとではないんでしょうか？ (2019年10月4日 11時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぴおか | 作成日時：2019年8月31日 2時
