l o v e s i c k / Kazuma.K (ページ5)

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授業中なのにも関わらず、涙が出そうになった。

壱『重症だよ、俺...』

気づけば、授業は終わってしまって、
自分がぼっーとしていたのがわかった。

すると聞き覚えのある声が俺の名を呼ぶ。

〇〇「壱馬〜！」

壱『ん、なんだよ』

〇〇「転校生の慎くんめちゃくちゃイケメンで優しいんだけど、！」

壱『あっそ』

〇〇「え、何かあった？」

壱『別に、』

いつもならこんな冷たくしない。
〇〇は不安そうに俺を見てた。

すると〇〇は転校生のあいつを連れてきた。

壱『え、』

〇〇「慎くん、さっき言ってた幼馴染の壱馬！
結構毒舌だけど仲良くしてやってね」

壱『は、？なんで急に』

〇〇「壱馬とも仲良くして欲しいの！話してたら壱馬と好みも似てるみたいだし...」

慎『えっと...』

〇〇「あっごめんね、、」

壱『俺、壱馬。名前、、慎だよな？』

慎『はじめまして、壱馬さんって呼んでもいいですか？』

壱『俺、呼び捨てでもいい？』

慎『はいっ！』

なんだよ、こいつっ...
ニコニコ笑顔だし、、
険悪なムードにしてるつーのに。

壱『でも、、なんでさん付け？』

慎『いやっ、帝王感あるなって...』

壱『ぷはっなんだよ、それ.,.』

〇〇「なんかすごい仲良くなっちゃったみたいだね！」

壱『ふん、』

慎『これからよろしくお願いしますね、壱馬さん。』

慎は俺よりも背が高くて、感じも洒落てるけど
絶対に〇〇を好きだとか言っても、
＂〇〇は俺のものだ＂そう心で思った。