l o v e s i c k / Kazuma.K (ページ16)

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#16 ページ16

学校は、あっという間に終わっていた。
あたりはもうほとんどが帰ってもう数人しかいなくなっていた。

〇〇「壱馬、一緒に帰ろ...」

壱『俺、ごめん、星那と帰るわ』

〇〇「なんで...神尾さんと...?」

壱『お前には関係ないだろ笑」

壱『星那！』

星「...壱馬！」

壱『一緒に帰ろ』

星「ふふ、いいよ笑」

俺は星那の名前を呼び、困惑する〇〇から離れて、〇〇に、見せつけるように
星那と恋人繋ぎして教室を後にした。

〇〇「壱馬...?」

慎『〇〇さん、一緒に帰りましょ...?』

〇〇「あ、うん！」

慎『壱馬さんは？』

〇〇「なんか、神尾さんと帰ったみたいで...」

〇〇「恋人繋ぎしてたの..」

慎『え、神尾さんと付き合ってるんですか..?』

〇〇「多分ね、」

慎『...〇〇さん、壱馬さんのこと...好きなんですか？』

〇〇「ばか...私は...慎くんだよ...」

慎『え？』

〇〇「慎くんが好きなの、...」

慎『っ...』

〇〇「私と良ければ付き合って...」

慎『......俺も〇〇さんのこと好きでした』

〇〇「え？」

慎『俺でよければ...』