2個上の先輩【kzh】 (ページ8)

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あの後どうなったかというと、うん。先輩の頬を叩いた。
何が起きたか本当にわかんなすぎて記憶飛んだ。

『…私の、ファーストキスが、、、』

ロレ「A？」

寮からの帰り道にローレンに後ろから声掛けられ身体を跳ねさせる。なに、と言えば「いやなんか元気ないから」と言われた。
そんなに元気なさそうに見えた？

ロレ「てか、もう大丈夫なん？顔」

『うん、平気。運んでくれてありがとね』

ローレンにお礼を言って一緒に寮に帰る。先輩は、なんで私にキスしたのか、未だに理解が出来ない。

寮で会う可能性あるなあ、とても気まづい。

りりむ「A〜？ご飯たべにいこ」

『うん、行こう。』

りりむ「てか、葛葉の頬にもみじ出来てたんだけどさ、笑っちゃったよね〜w」

ごめん、りりむ。それ私がつけた。なんて口が裂けても言えない。本当にごめん。凄く申し訳ないと思っている。

『へ、へぇ、そうなんだ〜…興味ないな〜、』

りりむ「Aはさ、葛葉のことどう思ってるの？」

どう思ってると言われてもな、特に何もないな…
私のファーストキス奪ったのは許されないけどな。本当に！ちゃんと好きな人に渡したかったよ？

『いや、特に何も、思わな、、、』

りりむ「あ、葛葉！w んふふw綺麗なもみじがいつ見てもおもしろw」

葛葉「おま、まじでうるさい、！」

叶「www本当に面白いよね、葛葉にこんな事した子が見てみたいよw」

叶先輩が、私の方をチラッとみて軽く微笑む。この人、私がやったこと知ってんな。アイツの仕業だと言ってたのはきっと叶先輩のこと。サボり魔先輩に何かして保健室に行かせてそうさせたんだ。意外とやり手だな、、この先輩。

『りりむ、行くよ』

りりむ「ちょ、A！待ってぇ〜！」

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