2個上の先輩【kzh】 (ページ7)

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『…は？マジで、、？』

時を遡ろう。珍しく体育の授業に出た。いつも休んでるんだけどさ、成績そろそろやばいから少しでも出ろよと体育の先生に促され、体育の授業に出た。ここまで良いじゃん。

なんで、私は保健室にいるんだ。そう、今日の体育はバレーボール。見事にボールが顔にクリーンヒット。すごく痛い。

下手に動いたらやばいと先生に言われローレンに連れて行ってもらった。うん、良かろう。ここまではね。

顔が凄く痛い。そして、眠いから寝ようと思って寝た。
起きたら、なぜか隣にサボり魔先輩が居た。

『いやいやいや、待って…なんで、サボり魔先輩が！？』

葛葉「ん、」

寝返り打つサボり魔先輩。いや、動けないんですが！？
てか、なんで私が寝てるベッドにいるわけ！？おかしいおかしい。本当におかしい。

『ちょ、、せん、ぱいっ！』

先輩を思い切り押して退かした。まじで頭沸いた？え？本当になに？怖いんだけど

葛葉「ってぇ…、、は、？」

『いやいや、こっちがは？なんですけど、なんで私が寝ているベッドに居るんですか！？理解不能なんですけど！？』

葛葉「え、マジ…？」

ええ、大マジです。なんでそっちが驚いてんの？
こっちが驚きたいし、泣きたいんですけど！？

葛葉「あー…くそ、、アイツの仕業かよ、」

頭を抱えて嘆くサボり魔先輩。何言ってるの本当に怖いって。
もう怖すぎて保健室から出ようと立ち上がったら先輩に手を掴まれた。

葛葉「ｯｽｰｰｰ、、聞きたいこと、あんだけど…」

『へ？聞きたいこと、…ですか？』

葛葉「あーー…くそ、、ふわっちと、その付き合ってんの、？」

ふわっちというのはきっと不破の事だろう。いやいや、なんでそう思った！？付き合ってないんだが！？

『いえ、付き合ってないですけど、』

葛葉「…そ、なら、いいや、」

ええ、なになに？ならいいやってなに！？怖すぎるんだが！？

葛葉「…お前さ、少し危機感持った方がいいぞ、」

なんて言いながら私の腕を引っ張りサボり魔先輩の腕の中に収まる。一瞬何が起きたか分かんなくなるほど頭が真っ白になった。
え？何が起きてる？先輩の腕の中？へ？先輩は、私の首に顔を埋め首を甘噛みする。は？待って待って、何してるの、理解が追いつかなくて、固まってしまった。

『ｯ…せんぱ、い…なにして、』

葛葉「…少し黙れ、」

そう言って先輩は、私の口を塞いだ。

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