2個上の先輩【kzh】 (ページ3)

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『あっつ…これだから、外出たくないんだよ、』

寮から学校までは、10分の距離。だけど、徒歩という最悪な登校手段。ちょっとしたことでも、バスくらい出して欲しいよ。

本当に六月なのかと疑う程に快晴。空に雲がひとつも無い素晴らしいね〜。と心の中でキレる。

りりむ「お昼食堂でいいよね？」

『あー…うん、いいよ。』

しぃしぃも了承して、各自クラスに向かった。クラスメイト？知る必要ある？と言いたいところだけど、同じクラスはローレン･イロアスだけ。何故か隣。うちのクラス変わりすぎでしょ、入学式当日席はくじ引き。名簿順じゃないの、普通は。それで、くじ引きの結果、隣が騒がしいローレン。少し無視すれば「それはなんかじゃない？」と本当にうるさいんだ、静かにしてほしいよ、こっちは隠れて寝ようとしてるんだからさ〜。

『授業めんどくさいな〜…寮帰って寝てたいよ、本当は。』

ロレ「A、寝てたら叩き起してくんね？」

『無理、めんどい。潔く先生に怒られて』

ロレ「起こしてくれないマ！？さすがにそれはなんかじゃない？！」

『あー…もう、うるさい静かにして』

暑さでムカついてるのに、隣は本当にうるさいよ、

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