臣 ページ13
若「じゃ、ここで解散だ。もう遅いからアーヤ
気をつけて帰れよ。美門アーヤを送って
やれ。伊吹は樹神を送れよ」
ああ、こいつ意外と配慮ができるやつなんだ
神「伊織、帰ろっか」
樹「ん((コクリ」
帰り道、伊吹は何かを聞きたそうでソワソワしてた
樹「...言いたいこと、あるんでしょ」
神「うん......さっき凄く怯えた感じだったけど
大丈夫かなって」
樹「...何かを思い出したんだ。はっきりと覚え
てないけど」
神「そうかぁ。あ、着いたね。また明日」
樹「送ってくれてありがと」
神「おやすみー!」
ブンブンと手を振る伊吹
そんな伊吹が可愛いと思った
伊吹はなんか一緒にいて楽なんだ
明日は調べ物をしに行く
10年前の3億円事件について気になることがあった
丁度仕事もそこなのでいいでしょ
家に入った直後若武から連絡が入った
内容は小塚の分析結果について
幼児の指紋か...
樹「あそこのマンションの子って線が一番あり
えるよね...」
若「だな」
樹「それより...大丈夫?もしかして病院に
いる?」
若「なんでわかったんだ?膝の故障でさ。まぁ
明後日退院できるんだ。早く練習したい」
樹「よかった。サッカー、応援してる」
若「樹神って...意外といいやつだよな」
樹「そ?初めて言われた。キツイ性格に見られ
がちだから」
若「じゃあな、伊織」
急に名前呼びでびっくりしたけどまぁ、いっか
樹「じゃあね、臣」
和臣、だから臣
上杉も和、小塚も和、だから
臣にした
野村皮膚科...あそこ気になるな
明日行ってみよう
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みるくストロベリー | 作成日時:2020年8月5日 16時