baseball girl ② (ページ9)

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明石健志ページ9

好きになってはいけない人を好きになったみたいだ

君は球団職員。僕は野球選手

この気持ちは割り切って諦めないと

「明石さ～ん♪」

ほら。また君が可愛く僕を呼ぶ

少しでも大人なフリをしていたいなんて思った

でも、もう止められないから

明「A…」

「元気なさそうですね…どうされました？」

頭にハテナを浮かべるAの腕を強引に引っ張ってキスをすると甘い声をだしたから…

「んっ…」

余計困らせたくなる

長くしていくうちに濃くて深いキスになっていって

君も止めようとも離そうともしないから悪い

それどころか君の方が積極的じゃない？

「明石さんっ…好きですっ…」

明「僕もだよっ…」

まさか両思いだったなんてね

それなら、このまま犯してしまおうかな。

なんて考えは捨ててそっと唇を離す

明「今日の夜空いてる？」

「空いてますよ」

ニコッと笑うから可愛くなっちゃって頭をポンポンと優しく触れれば僕に抱きついてくる

「何してくれるんですか？」

耳元に近づいて「もっとイイこと」って囁くと真っ赤にした顔を僕の肩にピタっとくっつける

今夜は楽しくなりそうだね