baseball girl ② (ページ21)

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本多雄一ページ21

「ポンさ～ん!!」

『は～い！』

「写真撮らせてください！」

私はこの笑顔が大好きなんです

彼氏の方が可愛いってなんなの、。

『何枚撮ればいいの～笑』

「何枚でも撮ります!!」

『たまには2人で撮ろうよ』

「はい!!」

スマホの画面をこっちに向けて少し上にやる

肩をがっしり掴まれてかなり近づいた状態…緊張。

「撮りますよ～」

私がシャッターを切ると同時に頬にキスをされた

『A顔真っ赤！撮り直す？』

「え…だって聞いてないですもん！」

『言ってないもん♪で、撮り直す？』

「いいです！」

『つまらんなぁ…』

とか言いながらもう一回キスをしてくる

可愛い顔してかっこいい事をしてくる

そんなの反則だ…

「じゃあ次はポンさんだけで！」

『はい！』

うわ…画面にニコッと笑う天使が映ってる。

可愛すぎるし、さっきのもあってスマホ落としそう

『A？手震えてるけど大丈夫？』

「だ、だ、大丈夫…です！」

あれ！？ポンさんが画面から消えた…？

そう思うと後ろから現れてスマホを奪ったかと思うと私の手をを優しく包んだ

『どうしたの？』

「え…！？ポンさんが可愛すぎて…」

『なにそれ笑心配して損した～』

「すいません…笑」

とか言われながらも私はポンさんに抱きつかれてる

『ちょっと心配症すぎるな…笑』

「そんなことないですよ♪」

『ちょっとした事でも構ってほしいだけでしょ』

「う、バレた…」

『いいよ。ちゃんと構ってあげるから笑』

「本当ですか！？やったぁー！！」

私の首元に顔を埋めてポンさんは一言言った

『敬語やめてくれればね？』

「え…そんな急に言われても」

『はい！雄一って呼んで？』

「ゆ…」

『ゆ？』

「雄一…さん！！」

『ダメ。構ってあげられませ～ん』

「うぅ…。雄一！！」

『はい。よく出来ました。ご褒美ね』

次は頬ではなく唇にキスをされた