僕とマネ【blue】 (ページ9)

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Aside

店から出て行きの車と同じ席順で車に乗り込んだ。

後部座席の2人は仲の良さが背中から伝わってくる。

お酒が入ってるから行きよりも伝わってくる。

A ｢こっからやとたつくんの家の方が近いんやけど、安田さん、後でもいいですか？｣

安｢おん、かまへんで。｣

A ｢じゃあ、発車しま～す。｣

メンバーさんの家は事務所に入る前の資料で今日までにしっかり叩き込んだ。

倉｢でもびっくりしたわぁ、楽屋にAがおるんやで？なんか未だに不思議や。｣

安｢めっちゃ驚いてたもんな(笑)｣

倉｢うん、だって驚いたもん。
大変やったら休んでもいいんやで？
俺、1人でも色んな事できるようになったからな？｣

A ｢そんなことしたらアカンやろ(笑)｣

職務怠慢やん(笑)それにお金発生せーへんやん。

A ｢たつくん、着いたで～｣

倉｢おっ！ありがとう！
安、また明日なぁ。｣

安｢はーい、バイバーイ。｣

たつくんが家に入るのを確認してから発車しようとしたら、

安｢あっ、ちょっと待って。｣

そう言って車を降りる安田さん。

たつくんに用でもあったんかな？
と思うと、

すぐに助手席の扉が開いた。

安｢ここに座ってもいい？｣

そう聞いてくる安田さんがいた。