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大倉side
アカン、気になってしもうてずっとAのこと見てまう。
横 ｢Aちゃん、安は？｣
A ｢楽屋の方に挨拶しに行きましたよ。｣
倉 ｢なぁ？Aちょっとええ？｣
A ｢え？おん、どしたん？｣
Aに近づくと安の香りが漂った。
やっぱ、家行ったんか？
倉 ｢A、シャンプー変えたん？｣
A ｢えっ…あぁ、昨日お風呂借りてん。｣
明らかに動揺してるやん。
倉 ｢その服、どうしたん？｣
A ｢これはー、借りた。｣
こいつ1回も俺と目ぇ合わせへん。
もうええ、回りくどいのやめや。
単刀直入に。
倉 ｢安に、なんかされた？｣
A ｢えっ！？
何もされてへんよ！！｣
倉 ｢ホンマに？ホンマにやんな！？｣
A ｢何もされてへんて、逆に助けてもろたし。
てか、なんで安くんって分かったん？｣
なぜか安くん呼びになっとるAに引っかかりながらも俺は答えた。
倉 ｢その服、俺のやもん。｣
A ｢えぇ！これたつくんのなん！？｣
倉 ｢せやで。まぁ、Aならええけど…｣
特別やからな？
倉 ｢てか、助けられたってなんなん？
ケガしそうになったん？？｣
A ｢あっ、いやぁ…｣
倉 ｢どした？｣
A ｢・・・お酒、飲んでん。｣
あぁ、安。やってもうたな。
酒に酔うたA、
ごっつかわええやろ？
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作者名：Yukorin
| 作成日時：2017年3月30日 11時
