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di
いきなり顔に水がかかって、
何も考えられなくなった。
さすがに薬飲んでない状態でこの量はやばい。
早く退けようと思うけど
焦りとか恐怖とか、色んな感情で足が震えた。
目の前ではてつやが必死に水を抑えてて
走って3人が来たと思うと
ようへいくんがはじめに倒れ込んでて心配だった。
その後の時間の流れはすごく早く感じた。
ともたかからタオルを受け取ってキッチンを離れる
はじめは一旦ようへいくんをソファーに寝かせて
水道屋さんに電話していた。
その間にも体が痛くて痒くて、辛かった。
薬を飲んでも中々治まらなくて
かきむしりたくなる手を付きっきりでともたかに止めてもらっていた。
tm「だいちくん、大丈夫…じゃないですよね、
けんすけにバイト終わったら来てもらいますから
一応病院にも行きましょ？」
di「ん……ごめん…ようへいくんは？」
tm「ようへいくんは、よく分からないです…
発作か、なにか、」
di「そっ……か、」
ようへいくんが発作持ちなんて聞いたこと無かった
月命病 のことしか聞いてなかったから…
今の俺が心配してもきっと、
ようへいくんの事だから、俺を心配し返すんだろうな
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段々蕁麻疹も落ち着いてきて、
気づいた頃には水道屋さんが来ていて
キッチンもなんとか収まっていた。
蕁麻疹と闘っていたせいで体力を奪われて
眠気に襲われた。
「けんすけ来たら起こして」
そうともたかに告げて部屋に戻ることにした。
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tn「…………なんかありました、」
階段を上がると寝ぼけ眼のたなっちと廊下で遭遇した。
「水道が壊れちゃって、」
と軽く言うと、
何となく察したような顔をして
「ゆっくり休んでください」
そう言って優しく微笑んで階段を降りていった。
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di「なんか…ほんと大人になったな、たなっち。」
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琉(プロフ) - もちもちあいり。さん» ありがとうございます！私も終わらせるの少しだけ寂しかったです 笑 これからもよろしくお願いします…！！ (2021年8月18日 10時) (
レス) id: 0439a75fc9 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちあいり。(プロフ) - こんばんわ！夜遅くにすみません…！この度は完結おめでとうございます…！！毎回更新を楽しみにしていたもので、完結してしまってちょっぴり寂しいです…笑 次回作も楽しみにしておりますね！これからも影ながら応援しております！ (2021年8月17日 22時) (レス) id: db5bd4d5b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉 | 作成日時：2021年6月3日 13時
