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と「あ、たなっちおはよ大丈夫?」





た「大丈夫、寝不足で具合悪かっただけ」





と「な〜んだ、心配して損した〜!」





た「ひっど... 笑
なんか嬉しそうだけど、いい事あった?」





と「あった!付き合ったんだ〜!」









た「...........は?」









朝の通学路

「今日は行ける」 といったメッセージが来て


ともたかはたなざわと学校へ向かう。









昨日のけんすけとの会話と

告白の返事がいい方向へ行った事から



朝からテンションが高めで嬉しそうなともたか。









今までずっと一緒にいたたなざわが

気づかない訳がなく、









ともたかはサラッと


まるで他人事のようにけんすけとの交際を報告した。









もちろん驚くたなざわ、

次の言葉が見つからずに


立ち止まって先を歩くともたかを眺めていた。









と「.......あ、昨日ね、返事来たんだ〜」






た「まって、まて、いつ告白した?」






と「んえ、だいぶ前かなぁ、.....あ、
みんなで公園で遊んだ日の夜にねたまたま公園で
けんすけと会っ「だいぶ前じゃん、!」






と「えへへ、ごめん言うの忘れてた...
だってその日は返事貰えなかったからさ。
ずっと待っててね
昨日やっと2人きりになって返事もらったんだ。

本当は昨日部活の時に報告しようと思ってたんだけど
たなっち休みだったから
今日みんなに言おうと思って...」








た「あっ.......そ、.......よかったじゃん」







と「うん!よかった!」







た「...........おう、」









秋の冷たい風が吹く中で


数歩分先を歩く好きな人を眺めながら









応援して行きたい気持ちと

悔しい気持ちが





たなざわの心の中で巡っていた。









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(プロフ) - ぽんさん» すみません!ご指摘ありがとうございました!!! (2021年4月1日 21時) (レス) id: e1c009b6a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年3月31日 20時

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