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け／て 「うわあぁあっ！！！！」
よ「ねぇ、びびりすぎだって...笑 」
け「むりむりむりむりむり.......」
て「はぁびっくりした... 笑 」
は「2人の声がいっちゃんびびる！」
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ビビりすぎて震えるけんすけ
その左隣に座るようへいは
彼を見兼ねて終始背中をさすり続けてやっていた。
ふとその様子が目に入ったはじめは
自分の作戦が上手くいった
と、心のなかでガッツポーズを作っていた。
は「あれ、てつやも大丈夫？」
て「だいじょ...うぶです...。ぎりぎり。」
は「はは、汗だくじゃんか、」
そう言うとはじめは静かに自分のカバンから
ハンカチを取りだしてつやの額の汗を拭いてやる。
彼は昔から年下の面倒見がいいため、
よく後輩の女子からの好意を集めていた。
てつやもそのうちの1人になりつつある。
雰囲気を楽しむために
部屋を暗くしていたのが不幸中の幸い、
てつやの顔が真っ赤になりつつあるが
はじめは気づかずにいた。
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よ「あ〜何回みても面白い.......大丈夫？」
け「.........はい、」
は「面白かった〜」
て「ですね.......」
映画が終わるころには
けんすけはようへいに引っ付いていた。
好意を寄せている人だということは
今は忘れているようで
ただひたすらに恐怖と戦っていた。
「もう終わったから大丈夫だって」
そう呆れたような笑みを浮かべながら
震える彼の背中を優しく叩いてやると、
映画が終わったことに気がついたようで
すぐにようへいから離れた。
け「すいません...」
よ「いいよ、怖いの苦手なんだ 笑 」
け「んん.......少しだけです。」
は「このあとどうする〜？ゲームする？」
て「どっちでも大丈夫ですよ、」
よ「じゃあ少しゲームしない？」
は「しよう！！！」
こうして
心霊映像部 初めての土曜日の活動は幕を閉じた。
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作者名：琉 | 作成日時：2021年2月17日 17時
