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放課後になり
予想通り追試になったけんすけとだいちは
それぞれ学年の教室にて追試を受けていた。
2年生の教室では
席が自由になっていてけんすけは窓際の前から2列目に座った。
「あ、ねえ昨日どこ行ったの」
け「え、あ、棚澤くん…？」
同じ追試会場にいたたなざわは
彼の前の席に座り後ろを振り返って話しかける。
た「昨日、空き教室の方に走って行ったの見たから
あ、なんか聞かない方が良かった？」
け「あ〜ううん、新しい部活、はじめさんが作って
その部室が奥の教室で掃除してたんだ〜」
た「ふ〜ん、なんて部活？」
け「あ〜なんだっけ、あ、心霊映像部！」
た「へ〜面白そう」
け「追試終わったら一緒に来る！？？？？」
た「いや今日はやめとく、ともたか待たせてるから」
「そっか、」
そう返事をした彼は静かになって
追試の勉強を始めた。
振り返ったままのたなざわは
けんすけのやっている問題が間違っていることに気づいて指摘する。
頭が良さそうだとたなざわに対して思ったけんすけは
なんで追試になったの、そう尋ねた。
た「あぁ、寝ぼけてて解答欄ズレてたんだよね」
け「そうなんだ…じゃあすぐ帰れそうだね！」
た「うん、ほとんど合ってたから…
教えてあげようか、？」
け「ほんと！！！お願いします！！！！」
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た「じゃあ、おさきに」
け「ばいばい…またあした⤵ ⤵ 」
た「ふふ、がんばって〜」
やはりすぐに合格したたなざわは
すぐに図書館にいるともたかの元に走っていった。
一方のけんすけは
まだまだ時間がかかりそうで
机に突っ伏してグダってしまっていた。
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作者名：琉 | 作成日時：2021年2月17日 17時
