畑ハレルヤ (ページ9)

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やふだいページ9

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ようへいside

よ「……おはようございます」

だ「あ、おはよう今日は早いね！」

いつも通りのはずだったが
HAPにはだいちくんしか来ていなかった。

よ「今日みんな遅くないですか？」

だ「たしかに！けどはじめは今日東京行ってるし、
てつやも別の仕事で昼から来るし
たなっちはちょっと体調悪くて休みだし
ともたかとけんすけはまだ来てないね。」

よ「そうですか、
………なんか匂い変わりました？」

だ「え！ようへいくんよく分かりましたね！
香水変えたんすよ！」

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2人きりの部屋で
嗅ぎなれない香りが鼻をくすぐった。

原因はだいちくんの香水で、

普段からいい匂いのだいちくんが更にいい匂いに。

正直俺好みの匂いだった。

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よ「いい匂いですね、好きですこの匂い」

だ「へへ、嬉しいですねなんか、ちょっと甘めのに変えたくって買っちゃいました。」

よ「こっち来てください」

だ「はいはい、」

もっと近くで匂いを嗅ぎたくて

斜め前に座っていただいちを隣に呼んだ。

他の人なら怯えられたり疑われたりして

絶対来なかったり

来ても警戒心が強いのに

だいちくんは純粋な笑顔できてくれる。

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きっと俺はそんな優しさに惚れたのだろうか？

いつからだったか

HAPに来ても

あなたの匂いしか感じられなくなったのは、

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やっぱりどんなにいい匂いの香水を
つけていたとしても、

だいちくんはだいちくんだ。

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『好きですよ』

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だ「そんな褒められると恥ずかしいな！笑」

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