けんはじ ページ42
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はじめside
け「はじめさん！！！！！！」
は「こえでかっ！ どしたのけんすけ」
け「ちょっとでかけません？」
は「え、あ〜いいけど...どこ行くの？」
け「ないしょ〜！！！！！」
2人きりだった2号室で
得にやることも無くボーっとしていた頃だった。
夜中だからかテンション高めのけんすけ。
いつもの笑顔で俺の手を引いて
車に押し込まれた。
運転するけんすけを助手席から眺める。
見慣れたもんだなあ。
け「そんな見られたら緊張しますよはじめさん 笑」
は「えぁ、ごめんよ、どこ行くのさ！」
け「だから〜内緒ですって⤴ ⤴」
何度聴いても教えてくれずに
とうとうおいらも諦めてスマホゲームを始めた。
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け「着きました、はじめさん」
は「え...う、海.....？？？」
け「たまには遊びません？ふたりで、」
は「どしたのけんすけほんとにっ.....ちょっ！」
服を着たまま
俺の手を引いて海へ走り出すけんすけ。
待って
って、何度言っても聞く耳すら持たずに
途中でスマホだけ砂浜に投げ捨てて
とうとう 海に2人でダイブ してしまった。
.
は「さっぶ！！！！！ ばかなの！？」
け「ははっ楽しいっすね！！」
は「何言ってんの！？ あ、ちょ冷たいっ！！」
水遊びが大好きな犬みたいに
はしゃぎまくって水をかけてくるけんすけ、
何を考えてるのか...
時々本物のバカになる事がある。
け「はじめさん！！！！！」
は「なに！さむいよ！！」
け「最近本気で笑ったのいつか覚えてます！？」
は「えっ...........と.....あ...れ？」
け「ほら、やっぱり！！！！」
は「ぶはっ...なにさけんすけっ...」
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作者名：琉 | 作成日時：2021年1月13日 16時
