やふはじ ページ32
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はじめside
夏の外撮影
今日はみんなでいつもの公園で外で遊んでた
ちょっと熱中症気味だったけど
知らないフリしてみんなでサッカーをしている。
け「ようへいさん強すぎ ⤵ ⤵」
と「さすがっす〜」
よ「はは、どうもどうも、……はじめくん大丈夫ですか?顔赤いですけど」
は「え、あぁ大丈夫よ〜疲れた〜」
だ「俺も疲れた〜」
て「飲み物買ってきます?」
と「一旦休憩しましょ!」
みんな夏の暑さで少しバテ気味、
特に俺とだいちくんは重症みたい。
たなっちとてつやが飲み物を買いに行ってくれた。
は「うぅ………」
よ「大丈夫ですかはじめくん」
は「うぅん…熱中症かなぁ 笑」
自分の弱さに自嘲的な笑いが込み上げてきた
まだ若いはずなんだけどなぁ……。
ふとようへいくんの向こう側にいるだいちくんを
見ると
ともたかとけんすけにいじられていた。
よ「横になります? 膝枕しましょうか、」
は「え、あぁ…はい……」
ようへいくんの爽やかな笑顔に心がやられた。
汗ばんだ肌でその笑顔は反則ですよ…
えちぃよ、ようへいくん…
優しさに甘えて大人しく膝枕をしてもらった。
決して太いとは言えないようへいくんのもも、
動いたばかりだからかホカホカしていて
気を使って俺が眩しくないように
手で日陰を作ってくれた。
チラッと上を見上げると
優しい顔したようへいくんと目が合った。
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その瞳に吸い込まれてしまう前に
ようへいくんから抜け出せなくなる前に
軽く微笑んで 目を逸らした。
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作者名:琉 | 作成日時:2021年1月13日 16時