凸とま ページ27
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てつやside
と「わ〜ん、てつや〜………」
て「はいはい、大丈夫ですって、。」
僕の恋人は普段はいたずら好きで
動画に関してはとても熱心で
でも 時々すごく甘えん坊になる。
今日は撮影がお休みの日で
とまとさんから 会いたい と連絡が来たので
こちらの家に来てもらった。
着いて早々僕のお腹に抱きついたとまとさんは
弱々しい声で泣き始めた。
て「どうしたんですか突然、」
と「あのねなんかいいネタ思いつかなくて…」
て「大丈夫ですよ、一緒に考えましょう？」
と「ううんん……」
それからしばらくはお仕事モード。
ネタをいくつか出し合って内容を煮つめた。
でも今日のとまとさんはネガティブモードで
ずっと自分の意見に自信が無さそう。
すごいいいネタですよ？ そう言ったのに、
本人はあまり満足していなかった。
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て「とまとさん、来てください」
と「うん……」
両手を広げて顔を覗き込みながら言うと
とまとさんは素直に僕の腕の中に収まった。
なぐさめるように
赤ちゃんをあやす様に優しく頭を撫でた。
するととまとさんはぐずって
僕の首元に頭をすりつけてきた。
.
控えめに言って………かわいい。
て「頑張りましょうとまとさん
いつでも相談してください、支えますから」
と「ありがと…てつや…」
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しばらく頭を撫で続けていると
いつの間にかとまとさんは僕の腕の中で眠っていた
.
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作者名：琉 | 作成日時：2021年1月13日 16時
