たな凸 ページ24
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てつやside
たなっちさんと2人でコンビニに来た
お昼ご飯を選んで
財布を取り出そうと思ったけどポッケは空だった。
て「あれっ………さいふ……」
た「どしたのてつぽん」
て「………財布忘れました、取ってきますっ」
た「いいよ奢るよ」
て「でもっ……」
た「いいよめんどうでしょ、後でお礼貰うからね」
て「すんません、ありがとうございます」
いきなりたなっちさんに
コンビニいこうよ そう誘われたので
焦って忘れてしまった…自分のバカ…。
2人でコンビニを出て
HAPに戻る道を歩いていた。
お礼のことを聞いてなかったので聞いてみると
まだ内緒 そう言ってにやけていた。
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…………怖い。
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HAPに到着してたなっちさんの前を歩いた
突然、腕を引かれた。
て「…？ どうしました？」
た「ちょっと、」
たなっちさんは僕の手を引いて
誰もいないポ部屋に連れ込まれた。
て「どうしましたたなっちさん」
た「お礼もらっていい？」
て「へ、あぁ、！ お金返しま「ちーがう、」
気づいた頃にはもうたなっちさんは
僕の目の真ん前まで来ていて
あと1歩踏み出せば鼻と鼻が当たりそうだった。
た「ん、」
て「…………ん？」
た「キス、」
て「…………へ？」
た「お礼、キス、してよ」
て「き、きす…ですか……」
た「ほらはやく」
ぐだぐだしていても埒が明かない。
そう腹を括って1歩前へ出た。
たなっちさんの顔を見ると
妖しげで余裕そうに笑っていて
少しだけ腹が立ったので
頬に手を添えて荒くたなっちさんの唇を奪った。
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た「んっ………荒いなぁ… 笑」
て「っ…すいません…。」
た「ふふっ…いーよ、戻ろう」
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たなっちさんの顔が赤くなってるように見えたのは
気のせい、じゃないですよね？
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作者名：琉 | 作成日時：2021年1月13日 16時
