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たなっちside
た「はじめさん……けーたい…」
は「……………。」
2号室に行くととても静かで
イヤホンをして編集をしているのかと思いきや
はじめさんは毛布にくるまって寝ていた。
た「え編集するんじゃなかったんですか…」
呆れた、
けど仕方ないはじめさんは忙しい人だから。
持ってきたけーたいを枕元に置いて戻ろうと思った
けど
はじめさんの寝顔に見とれてしまって動けなかった
た「………綺麗な顔ですね〜ほんと、」
は「んん………」
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た「……えっ、ちょっ…!??」
は「ありがと褒めてくれて!」
急に目を開けたはじめさんに毛布に引き込まれた。
抱きしめられていてうごけない。
毛布が暖かくて気持ちいい。
そんなこと思ってる場合じゃない。
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た「離してください戻ります」
は「ダメだよここで俺とお昼寝するの、」
た「編集しないんですか」
は「あとでやるよ」
た「わかりましたから離してください」
は「たなっちは俺のこと好き?
褒めてくれてたでしょ、嬉しかったなあ純粋に、」
た「………そりゃあ、好きですよ」
は「へへ、俺もだよ〜」
そう言うとはじめさんは抱きしめる腕を強くした
うめき声が漏れてしまうほどに
さっきからはじめさんの息が首や耳に当たって
くすぐったい。
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た「はじめさん首くすぐったいです近いです」
は「ええ、いいじゃん、一緒に寝よう?」
た「……いやですやる事あります」
は「やだ」
た「今度でいいですか」
は「今がいいの!」
た「だいちくんとようへいくん待ってますから」
は「…………じゃあちゅーして?」
た「………はい?」
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は「ちゅーしてくれたら編集する!!」
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作者名:琉 | 作成日時:2021年1月13日 16時