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だいちside
だ「……ごめんけんすけ」
け「大丈夫っすよ、ほかの皿で食べましょ！」
その後けんすけが皿を片付けてくれて
オムライスを別の皿に盛ってくれて2人で食べた。
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食べ終わって2人分の皿を流しに置いて
皿を洗おうとしたら
けんすけに呼び止められてソファーに座った。
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け「どうしましたかだいちさん、変です」
だ「いや、大丈夫だよ？」
け「大丈夫じゃないです、変です絶対に！」
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だ「わ…分かんない、俺も分かんない！」
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感情がこんがらがって
自分の気持ちがわからなくなった。
ついつい言葉が強くなって
でも緊張とか、不安とかか混ざりあって
涙が出てきた。
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け「だいちさん…こっち、来てください」
ほぼ強制的に、でも優しく
けんすけは俺を抱きしめてくれた。
温かさと優しい匂いに安心しきって
心の声が漏れていった。
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だ「けんすけといると緊張する、
こんなのダメだってわかってるでも分かんないっ
自分の気持ちが分かんなくて、でもたぶん
……好きなの、けんすけっ」
け「えっ………と、俺もですよ？」
だ「へ、……いや、違う、男とし「俺もです。」
体を離されて向かい合わせにさせられた。
けんすけの顔は真っ赤になってて
やっと言葉の意味が分かった。
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け「俺もずっと好きだったんですけど
迷惑かけたくなくて言わなかったんですよね、
……ほんとに信じてもいいんですよね？」
だ「……うん、」
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けんすけは笑顔で頬の涙を親指で拭ってくれた。
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作者名：琉 | 作成日時：2021年1月13日 16時
