4滴目 ページ4
鍵を片手に部屋の前へ立つ。
部屋がピリピリしている雰囲気だが、そんな事構ってられん。
早々に部屋へと入ると明るい部屋。
だけども内装は檻だけ。
「っ！…」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
自分が部屋へと入るとわかりやすく怯える彼ら。
パンフレットに容姿が載っていたから誰が誰だかはわかる。
水髪水目 朱
茶髪薄紫目 灰
金髪赤目 黒
黒髪赤目 赤
茶髪深緑目 碧
薄茶髪白目 茶
黒髪黒目 白
茶髪緑目 緑
金髪蒼目 水
茶髪黄目 黄
黒髪桃目 桃
紺髪青目 青
茶髪紫目 紫
水髪橙目 橙
ふむ、全員いる様で何より。
…？怯えるほどの暴力でもされたのか？
っあぁ、返り血か。すまんな。
自問自答が完了すると共に彼らの自由を縛っている枷を外すべく、鍵を使い彼らの元へ進む。
すると守る様に
緑「っ！こっち、来んな！！」
赤「っだめやって！！」
緑「！ッチ！！」
緑が拘束中の体を極限まで使っての拒絶。
対して赤はそれを必死に止める。
緑は此方を睨みながら黙り込む。
拒絶反応が強過ぎる……当然か。
血濡れの買主が近づくのは本気のSAN値チェック案件だしな。
緑から言われた通り、彼らから距離を離すように後ろへと下がる。
すると彼らは様々な表情をしていた。
…とりあえず考えを纏めよう。
まず筆談するか。子供だが…文字は読めるのか？
ウエストバッグからメモ帳を出そうとすると、空気が張り詰める。
が、出した物がメモ帳だと理解したら少し空気が和らいだ。
伝えたい事を書き、書き終わったら彼らに見せる。
［文字読めるか？］
彼らは書いた文字を少し見つめる。
すると、16歳組と15歳組は“コクリ”と反応した。
ふむ、なら良かった。
［読み聞かせ頼む］
彼らは“コクリ”と頷き赤が小さな声で読み聞かせていた。
［自分はA・セイルズ。
言葉は苦手だから筆談でご了承願う。
枷を取るがいいな？］
…彼らは一瞬、顔を見合わせ戸惑いながら“コクリ”と震えながら頷いた。
彼らに近づくなか気がつく。
…誰のを先に取ればいいだろう？と。
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あまね(プロフ) - おい……まだかよ更新…おっそ…べっ……別にお前のくっっそ最高な小説待ってるわけじゃないんだからね！続き読みたすぎて発狂なんてしてないんだからね！！ (8月2日 21時) (
レス) @page27 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 更新.........頑張れ (2021年12月28日 3時) (レス) @page27 id: 3feca44e03 (このIDを非表示/違反報告)
慈雲 - めちゃくちゃ面白いです！更新まってます！！ (2020年11月4日 0時) (レス) id: f7e72b396d (このIDを非表示/違反報告)
花火 - 初コメ失礼しまーす この小説好きすぎるんだが？あとその曲全部知ってるっていう神展開。これからも頑張ってください！！ (2020年10月13日 20時) (レス) id: 8cd7382435 (このIDを非表示/違反報告)
ちびごん1 - え、え、その曲知ってるんすか？(ひとつ目の曲)マジで神曲ですよね！！！仲間だー！！！！更新待ってます！ (2020年10月10日 14時) (レス) id: 4fdb0260c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁レイ | 作成日時：2020年5月29日 23時
