22滴目 ページ22
夢主が少しキャラ迷子です、ごめんなさい。
_____
目の前に映るは、美味しそうな人間達。
「ガハｯ！！！」
「し、侵入者！！！ｯ！」
「っ！？警報を鳴ら！？」
(うるさい、黙れ。
目の前が血で広がるこの場所は白帝国城内。
何故こうなったのか、少し時を戻すか。
…
あの後、向かった先は家の離れにある訓練場。
確認程度に体を動かし、少し仮眠をとり朝5時白帝国に到着するように移動した。
幸い、城内地図は依頼者達に貰っていたから迷わず進めたしな。
え、夜じゃないのかって？
奇襲＝夜＝危険、の概念が根強くついた白帝国だったから朝を狙った。
ぴくと王子(+α)も素早く影に回収済み。
なぜ+αかは読み進めるとわかる。(ﾒﾀｧw)←
そんなぴくと王子との初対面はとても衝撃を受けた。
道すがら情報収集するとぴくと王子が手荒な扱い？
とやらを受けている、とパン屋から聞きつけた為そこまで驚きはしなかったが…
簡潔に言うと、
ぴくと王子は軟禁されていた。
頑丈な扉で閉じ込められ、窓も鉄柵で頑丈な造りに部屋の前には見張りの兵士。
部屋に入ると目を疑いたくなる程の豪邸だったが、至る所も監視カメラ付き。
パソコンやテレビ、様々な物もあったが全て裏で管理されているだろう。
部屋にはぴくと王子と初老執事の2人のみだった。
依頼内容は“ぴくと王子以外”…当然、執事も喰おうとしたが
“ お願い！殺さないで！！！ ”
…と、ぴくと王子が庇った相手だから仕方なく。
少し気になって、ぴくと王子が軟禁された理由を近くの兵士に
ぴくと王子は第二王妃の色“だけ”を受け継いだ事を国王は怒り、第二王妃と産まれたばかりのぴくと王子を軟禁…
だそうだ。
母親である第二王妃が
国王は“銀髪に黒銀の目”。
第二王妃は“濃い緑色の目と髪”だったらしい。
数年前に第二王妃は病で死去。
適切な治療を受けれたら治ったはずの病気。
なんか…王族って理不尽の嵐に巻き込まれて大変なんだな。
ぴくと王子の回収が終わった後は本格的に殺戮に回るのみ。
途中途中、相手を喰ったから体の疲れ等は一切ない。
むしろ絶好調。
最近、能力で自分の血を使い過ぎていて睡眠が多くなった。
まぁ回復するのにも限度があるしな。
今のうちに腹一杯になって完全回復した方が後々楽だろ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1242人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あまね(プロフ) - おい……まだかよ更新…おっそ…べっ……別にお前のくっっそ最高な小説待ってるわけじゃないんだからね！続き読みたすぎて発狂なんてしてないんだからね！！ (8月2日 21時) (
レス) @page27 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 更新.........頑張れ (2021年12月28日 3時) (レス) @page27 id: 3feca44e03 (このIDを非表示/違反報告)
慈雲 - めちゃくちゃ面白いです！更新まってます！！ (2020年11月4日 0時) (レス) id: f7e72b396d (このIDを非表示/違反報告)
花火 - 初コメ失礼しまーす この小説好きすぎるんだが？あとその曲全部知ってるっていう神展開。これからも頑張ってください！！ (2020年10月13日 20時) (レス) id: 8cd7382435 (このIDを非表示/違反報告)
ちびごん1 - え、え、その曲知ってるんすか？(ひとつ目の曲)マジで神曲ですよね！！！仲間だー！！！！更新待ってます！ (2020年10月10日 14時) (レス) id: 4fdb0260c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：暁レイ | 作成日時：2020年5月29日 23時
