甘えたい ページ38
「…以上です。」
「…」
驚くことしかできなかった。
そんなに重い出来事があっただなんて。
towacoさん、辛かっただろうな。
それからずっと1人なのかな。
気になることが多すぎる。
話の内容は分かったけれど、謎は増えるばかり…。
その中でも1番気になったのが…
「ちょすってもしかして…」
「…あなたの思っている人で合っていますよ。」
「…やっぱり、今のそんちょーだよね。」
「えぇ、やっぱりあの人の跡を継いだんですね。」
やっぱり、ということはtowacoさんは知っていたということか。
「towacoさんは、そんちょーに会いたくないの？」
「…もちろん会いたいですよ。
でもきっと彼は…私の事を軽蔑するでしょうね。
なんせ、私があんな大事を引き起こしてしまったのですから…。」
"あんな大事"とはおそらくナユさんの事だろう。
「…こんな夜遅くに長話をしすぎてしまいましたね。」
「いーのいーの！towacoさんの過去のお話が聞けたから！」
そう言うと、彼は一瞬ピクリとした。
「…あの。」
「…ん？なぁに？」
「…今日だけ、抱きしめてもいいですか？」
声が少しだけ震えている。
また、過去の夢を見ると辛いからかも。
「いいよ、towacoさん。」
私が腕を広げるとtowacoさんがぽふっとはいってきた。
シャンプーの良い匂いがする。
「おやすみtowacoさん。良い夢を。」
私は、towacoさんをあやすように抱きしめて眠った。
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でんち(プロフ) - コメントありがとうございます。好きと言って下さり嬉しいです...ｱﾘｶﾞﾄｳ...ｱﾘｶﾞﾄｳ...頑張って更新するので気長にお待ちくださいm(*_ _)m (2018年7月30日 16時) (
レス) id: 583bffaab3 (このIDを非表示/違反報告)
結季 - 初めまして！小説を読ませて頂きました…めちゃ好きです、いいですねこれ…語彙力無さすぎて伝わりませんがめちゃ好きです… (2018年7月28日 7時) (レス) id: 717338bb0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五月雨 | 作成日時：2018年6月22日 18時
