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翌朝、登校している最中に廉と会うことはなく、一人とぼとぼと教室に入った。
昼休みまでのつまらない授業を受けて、やっと昼食の時間になった。
紫耀くんとお昼を食べようと準備をすると、いきなり廉が目の前に来て
『ちょっと来い』
そう言って、私の腕を引っ張って、誰もいない空き教室に無理矢理連れていかれた。
久しぶりに廉と二人っきりになった状況に私の心臓はとてもうるさく悲鳴をあげている。
廉の顔を見ようとするけど、どうしても顔をあげることができない。
『あんさ……』
「な、に？」
『お前、もう俺のニセ彼女、やめてええよ』
急に告げられたその言葉に驚き、パッと顔をあげると酷く冷たい顔をした廉がいて。
今まで、こんなに冷たい顔を見たことがなくて、恐怖心を覚えた。
「えっと……何で急に……」
『お前、紫耀とおった方が楽しいみたいやしなぁ』
そう言って廉は、私が紫耀くんと抱き合っている写真や、公園で話している写真を見せてきた。
『仮と言っても彼氏やで？俺。……そんなに紫耀がいいかよ』
「ちが、これは、」
『言い訳とかいらんわ。せいぜい紫耀と仲良くやれよ、じゃあな』
冷たく言い放ったあと、廉はそそくさと空き教室を後にした。
……違う、違う。廉だって、私がいるのに他の女子と二人で喋っとったやん。
本当はその女子のことが好きやから、私のこと突き放したんやろ。
……あーあ、何で私、こんなやつのこと好きになったんやろ。
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睡 蓮 。(プロフ) - も。さん» 同じですね(*^^*)なんか親近感湧きました((´∀`*))ヶﾗヶﾗ (2019年8月31日 17時) (
レス) id: eda5b4aeb3 (このIDを非表示/違反報告)
も。(プロフ) - 睡 蓮 。さん» コメントありがとうございます。私も同じく九州の人間なので、書いていてとても楽しかったです(笑)喜んでいただけて私も大変嬉しいです！ (2019年8月31日 16時) (レス) id: 677285a89c (このIDを非表示/違反報告)
睡 蓮 。(プロフ) - 私九州人間なのでこの作品嬉しかったです。 (2019年8月31日 16時) (レス) id: eda5b4aeb3 (このIDを非表示/違反報告)
も。(プロフ) - KYamasita0409さん» お褒めのお言葉ありがとうございます。自分自身、初めての小説でしたので、面白いとの感想をいただけて大変嬉しい限りです。最後まで読んでくださりありがとうございました！ (2019年8月16日 8時) (レス) id: 677285a89c (このIDを非表示/違反報告)
KYamasita0409(プロフ) - 素敵な作品ですね！すごく面白かったです!! (2019年8月16日 3時) (レス) id: 0e985037ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：も。 | 作成日時：2019年8月1日 23時
