【名探偵コナン】兄が救済している様で。Part2

思考。 ページ9

キュラさんと共に迎えを待つ中、考えた

どんな仕事をしていたか？

拳銃を使う仕事なんて限られる。

違法行為がある仕事だと嫌だな…追われる側、だったのか？

あの女性はきっとへっぴり腰だった私の先輩か、何かかな？

尽きる事のない疑問


そもそも、昔からそうだ。


“何か”が気になる時、必ず質問をした。

何かに疑問を抱く。

ほんの些細な事を気にする。


探偵じゃないのに…



その原点はきっと前世？が関係しているらしい。

らしいって、おかしな表現だけど…確かにコナンの事や、日常生活…自分が一人暮らしだった事も覚えてる。

でも歯抜けなんだよね。

何の職業だったとか、友人の顔は？同僚がいたとか、親兄弟がいたとか…親族とかは？分からない。

中途半端な、内容だなぁ。


「A…シェリーちゃんに言った言葉。」

あれは、本当？

告げたキュラさんに頷いた。

『拳銃なんて、握ってないのに…どうしてだか懐かしい気持ちになったんです。』

25年間、無縁の代物なはずなんだけど…と首を傾げた。

『でも、私は今が好きなんです。』

忘れて居る事は、確かに気になります…

『でも、思い出したら…なんだか私が私でなくなる様な気がするんですよね…』

なんで、忘れてるとか分からない。

なんせ前世なんて代物は、忘れていて当然なんじゃないか？覚えている方が異常だと思う。



思い出す必要は、あるのだろうか？



「無理に、思い出さなくてもいいと思うわ。」

だって私の目の前居て、今話しているのがAなんだから…

そう告げてくれたキュラさんに有難うと零した。

『これは、私の問題だけど…兄様にも話さないといけない事だから…解決したらキュラさんにも話すよ。』

本当に、本当にそれを除けばただ純粋に楽しかったのだ…

『25歳にもなるのに、皆と沢山はしゃいじゃったなぁ…』

「ふふふ、いいじゃない？楽しそうなAの写真沢山撮って拓真に送ったわよ？」

『え…？キュラさん…それは初耳だわ。』

苦く笑う私に、相当行きたがってたから…とキュラさん。ライブ中継の如く写真を送ったらしい。



マジ？私が恥ずか死ぬ。



だって今日兄様公安(本職)でのお仕事だから開けられないッて確かに嘆いてたけど(降谷さんドン引きしてたわ。)何時頼んだのねぇ…？

「いい写真沢山撮れたわ。」

写真を眺めるキュラさんに、キュラさんも楽しかった？と告げれば答えは私と同じで…。





その言葉に私も嬉しくなったのは秘密だ。

好き。→←唖然。

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