【名探偵コナン】兄が救済している様で。

やっぱり。 ページ8

「え？！Aさんスカウトされたの！？」

『元はアイスショーとか中心で歌は序だったんだけど…歌手も目指したのは単純にスケートで挫折した訳じゃなくて…歌声が兄に届いたらなぁって希望論があるの。』

「健気すぎるはマリアさん！」

え、園子嬢おちちゅいて？

「あの、そのお兄さんには最近会ってないんですか？」

『ん？…3年は逢ってないわねぇふふ。』

今に電撃結婚でもしてやろうかしら？と冗談紛いに言ってやれば安室さんが盛大に水をひっくり返した。

「安室さん大丈夫ですか！？」

「す、すみません…！大丈夫ですよ蘭さん。」

『あらまぁ店員さん、大丈夫ですか？』

「あ、はい！大丈夫ですよ？！」

ねえほんとにウチの兄貴が何したんですかねぇ？と聞きたい事、山程あり過ぎるんだけどなぁ？

まぁ、接点がない私はそこに未だに踏み込めない訳なんだけど…

それにしたって…ねぇ？

動揺しすぎじゃあ…と首を傾げていれば、ｶﾗﾝｶﾗﾝとベルの音。

あちぃ〜と今年一番の暑さにくたばりそうだとコレまた聞いた事ある声。

「あ“萩原刑事”に“松田刑事”だ！」

今度は私が噎せそうになったよね！

ほら兄貴なんかやらかしてるじゃん！？めっちゃ爆処コンビピンピンしてるよ！！？

「ん？…コナン君その美人な女性は誰かな？」

ねぇ待って？！！

まだ心の準備が出来てないｯｯｯ！！

「この人はAAさんていって「A…？」萩原刑事？」

あのさ君名前はAちゃん…だよね？

と行成手を握られた。

「お兄さん居たりする？5歳年上の！」

『居ます…けど？』

今連絡って取れるかな？！

『あの…少し落ち着いてください。萩原刑事…？さん？』

焦りは禁物ですし、兄とはどの様な関係なのかも聞いていませんし…。

それに…。

「刑事さんが堂々とナンパですか？」

「ゲェッ安室じゃないの？今日シフトだっけぇ？」

なんでお前が居んの？！と笑顔でお前こそ何してんだと会話してんなよ？

『あ、あの…そろそろ宜しいですか？』

手を離して頂かないと…

『安室さんのお勧めハムサンドが冷めちゃうので…』

「あ、御免…ね？」

「何してんだハギ…」

お前ほんと今に刺されるぞ？というグラサンの彼に一応会釈をして皆のご飯が届いたので頂きマース！と一緒に言ってはハムサンドを頬張った。

『美味しすぎて、ヤバイですね…』

女子力負けたかも…と本音で言ったのは仕方ない。





ていうか刑事さんが3人もいるよ？？？怖シュギマス。

安室透(？)≒兄(？？！)→←素性。

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