【名探偵コナン】兄が救済している様で。

此処まで引き摺る。 ページ20

≪会場偉い事になってやがるけど、自分は無事な訳？≫

『なんとか…貴方に教えて貰った通気口のお陰で、無傷よ。有難うね…ルパン。所で次元おじ様や五右衛門様…不二子様はお元気かしら？』

なんだよ行成と告げる彼に貴方の事を知ってるらしい眼鏡の少年とお友達なのと告げれば何処か心当たりがあるらしい。

≪工藤新一くんねぇ？≫

『ふーん？“工藤新一”君がコナンボーイの本当の名前な訳ですか？』

「ちょ！？え！！？ルパンさ、おじさん！！？」

≪うひょひょひょ！ｯｯｯなんだAちゃん今一緒な訳？≫

『えぇそうよ…今回招待したら本番で奴さんがねぇ…』

運転中の兄は爆笑していますよね。尚安全運転である。

≪で？狙われてる理由は分かるか？≫

『私の命かしら？』

それとも…

『歌声か…なぁんて。』

その何方共と言われてしまえばえらい事になってきたなぁと此方は頭を抱えた。

≪陰ながらなら助けてやっからよ…そんな落ち込むなって。≫

『有難う…愛してるわルパン。』

そりゃあ嬉しいねぇ！と楽しそうに笑った彼にまたねと告げて電話を切った。

「Aさん！なんでおじさんと知り合いなの！？」

どんな関係！！？と食いつくコナン君に笑いが込み上げたのは仕方ない。

『どんな関係…ね？』

気になる？

なんて笑っては

“A secret makes a woman woman.”

ととある大女優な彼女の代名詞を吐き捨てた。

『勿論、君にもちゃんと話すよ…安心してね？コナン君改め、工藤新一君。』

これが私のやり方であると笑えば誰だそんな事教えた奴は…と兄様。

『不二子姉様よ？』

女が簡単に秘密をさらけ出したらいけないって言われたの。

「あー…Aが悪い女になるッ！」

せめて藤峰有希子さんにしろよと笑う彼には大女優さんを参考にしたから役者とかのお話を貰えるようになったのよ…と笑っといた。

『コナン君は…私が悪い人に見えると思うだろうけど、これでも25年間悪いことしてないんだけどなぁ。』

「何方かといえば巻き込まれたんだろ？で、ルパンはなんて？」

『以前私が巻き込まれて関わった案件も含まれてるみたいだって…』

恐らく大元の勢力は2つあると話せば、めんどくせぇなぁと兄様…

『御免なさい…』

「謝んなよ。」





だってと告げる私に何とかするに決まってんだろ？と笑った兄が眩しく見えて思わず有難うと零したのは仕方がない。

丈夫じゃない。→←知っていて知らない。

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