カーニバル🎶な学校生活。 (ページ16)

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予鈴を合図に、教室へ戻る私たち。

その途中、知らぬ間にしずが私の隣に来て、

「ねぇ、さっきしめとコソコソ何話してたの？」

『べ、別に？大した話してへんよ？？

　水族館楽しみやなぁーって』

「ふーん。あ、この後のLHRで

　確かバスの座席も決めるよな？」

隣の県なので、

クラスごとにバスに乗って行くらしい。

「もし、自由に決めれるってなったら、

　Aは俺の隣な、、？」

と言って、私の頭を優しくポンポンして

先に前を歩いて行った ……

っておい…！リアコ閑也……！！！！！！！

そんなことされたら勘違いするんやけど…！

「A～！！！」

『うるっさいなー、元太！なんやねん！！！」

「いや、この昼休み、あんまAと

　話せてなかった気がしたからさ！」

そう言われてみれば、

あんま元太とは喋ってへんかった気がする(笑)

「だから終わったら教室まで迎えに行くから、

　帰る時いっぱい話そーな！！

　じゃ！また後で！！！」

ほんと、元太ってそういうところが可愛いよな～

なんやろ、末っ子感？あるよね～

同い年やけど笑

『うん！また後でね～』

「A」

　 "さっきの話、まだみんなには内緒ね？"

そう私にだけこっそり言って、

しめは元太の後を追いかけて、教室に戻っていった。