狂った11 ページ12
Aside
あの日から、焦凍は何食わぬ顔で私に話しかけてくる。
普通に挨拶されたときは本当に驚いた。
いきなり挨拶されたからとか、そんなんじゃなくて…。
なんであんなことされて怒っている私に普通に話しかけられるんだろうって。
本当に焦凍は変わってしまったみたいだ。
私が好きだった焦凍はこんなんじゃなかった。
焦凍が何を考えているのか、全くわからなくて……
怖い………
.
授業が終わり、昼休み。
私は焦凍に話しかけられるのが怖くて、そそくさと教室を出た。
屋上…なら、誰にも見つからないよね…？
屋上の隅に座り、先程買ったパンを食べる。
.
「…こんなとこにいたのか…。」
ドアの方から声が聞こえてきて、頭が真っ白になった。
変な冷や汗が出てくる。
声の主を確かめるのが怖くて、うつ向くと＿＿＿
「…おい、なにぼけっとしとんだ。」
のぞきこまれた顔は＿＿＿
『か…勝己…！？』
「…あ”ぁ！？んだそのアホ面は！俺じゃ悪いかよ。」
なんだ勝己か、と胸を撫で下ろす。
勝己は私の隣に腰をかける。
「んでこんなとこで食ってんだ。」
『……焦凍に声かけられるのちょっと怖くて…。ここなら誰にも見つかんないかなと思って…。』
まぁ勝己にはばれたけど、と笑う。
その笑いは乾いたような笑いになってしまっていたようで＿＿＿
「…無理して笑ってんじゃねぇよ。」
私の頬をつねる。
『いひゃいいひゃい！かちゅきぃ！』
きっとこれでも私のことを思って言ってくれているんだろう。
.
「なぁ…お前は、俺のことどう思ってる。」
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祟璃(プロフ) - 結末が結末なので、最後の『Bad end』を『Bed end』と読んでしまいとても吃驚しました( (2019年8月6日 17時) (
レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)
うるさいキメラ - ヒロアカ四期はよ。そろそろ限界が来る( ;∀;) (2018年11月19日 13時) (レス) id: bcd44cf1b6 (このIDを非表示/違反報告)
胡瓜(プロフ) - サイコパスさん» ですよね…生きていけねぇですわい…。 (2018年10月7日 1時) (レス) id: 1d8d3526bf (このIDを非表示/違反報告)
サイコパス - ヒロアカ終わった、悲しいです (2018年10月6日 20時) (レス) id: 75168e9d82 (このIDを非表示/違反報告)
胡瓜(プロフ) - 白雪さん» ありがとうございました！そこまでいってもらえて嬉しいです！ (2018年9月23日 12時) (レス) id: 1d8d3526bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡瓜 x他1人 | 作成日時：2018年9月9日 2時
