だ れ と こ い を す る ？

嫉妬してされる真司かっぷる3 ページ9

『貴志！じゃーーーんっ！！！これなーーんだっ！！』
三「そ、そそそそれは！！もしやお弁当じゃないか！！」
『昨日のお礼に作ってきちゃった♡♡ あーげるっ』
伊「え、昨日のお礼って何？しかも、お弁当って､､､」
『昨日、貴志が危ないからって家まで送ってくれたのっ』
三「そうそう！彼氏が先に帰っちゃってぇ、可哀想なAのために送っててやったのぉ！」
伊「…Aちゃん。俺、言ったよね？三橋と帰るなって。それにお弁当までって､､､どういう事？」
三「俺はその後、直ぐに 嫌だね！Aちゃんは俺が送っててやる！ って言ったから聞いてない奴が悪いんですぅ！」
『ですぅ！！！』
伊「あーもう！！Aちゃん来て！」

真司に強めに手を握られ、強引に連れて行かれる。
『真司痛いって､､､！！』
私の言葉をシカトし、そのまま屋上まできた。

伊「Aちゃん！なんで三橋とそんなにイチャイチャしてるの？」
『…お礼してるだけじゃん』
伊「誰にもそういったお礼するの？」
『貴志だから！』
伊「なんで名前呼びになったの？」
『いいでしょ別に。真司に関係ないじゃない。』
伊「俺、彼氏だよね？関係ないって言うなよ！なんで、今日そんなにイラついてるの？」
『…自分に原因あるって思わないんだ。』
伊「1週間一緒に帰れてないから？」
『それ以外。』
伊「……わかんない。教えてAちゃん」
『…………昨日誰といたの？』
伊「………………昨日？､､､あ。もしかして」
『真司が浮気するなんて思ってもみなかった。悪いけど浮気する人と付き合えないから今すぐ別れて』
伊「待ってよ！！俺、Aちゃん一筋だから！！！浮気なんかじゃない！！！！ちゃんと理由あるから話を聞いてくれよ！！！」
『じゃあ何？私一筋なのに私に何も言わずに女の子とデートするんだ？どうせバレなきゃいいやって思ってたんでしょ！！！！頑固な癖になんでそういう所ちゃんとしてないのよ！！！！』

叫びながらぼろぼろと涙が止まらなくなった。

伊「そんなこと思うわけないだろ！！！ごめんねAちゃん不安にさせて。話聞いて欲しい」

そう言われながら大好きな匂いに包まれた。
私は真司の胸に顔を押し付けながら静かに頷いた。

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