真司への告白現場を見てしまった。 1 ページ3
4限目の授業が面倒でそして、眠くて屋上でサボってしまった。
ただ屋上でボーッとしててもバレてしまうと思い、
ハシゴを登り壁に囲まれている場所で邪魔されないように寝た。
「………好きです!!」
んん?今、好きって聞こえた??
空耳かと思い、もう一度寝ようとしたら
「伊藤くん、私と付き合ってください。」
んんん?伊藤くん、、、???
え?伊藤くんって真司の事、、、???
少しだけ気になってしまって下で行われている告白現場を覗くなんて酷い事だとは思っていたが、告白されてる男の子が気になり、バレないように覗いてしまった。
あ、、、ツンツンした髪型は真司しかいない。
そう確信した途端、胸がズキンッと痛んだ。
んんんん?もしかして、私は真司の事が、、、
これ以上見てはいけないと思い、覗くのをやめた。
伊「俺の事、好きって言ってくれてありがとう。」
あー。覗くのをやめてもやっぱり声は聞こえるよね〜
真司、あの子と付き合うのかなぁ。
そう考えると胸の痛みが強くなった。
伊「でも、俺は好きな子がいます。だから、付き合えません。」
え。真司好きな子いるんだ、、、
ああ、もしかしてこの前の成蘭の可愛い子かな。
あの子には勝てないわ。女の私から見ても可愛いし。
真司の事が好きってわかって直ぐに失恋か。
私の初恋は儚かったな。
そういえは、初恋って実らないっていうし仕方ないか。
と、心の中で1人で考えながら胸の痛みを忘れるため
もう一度寝ようと目を瞑った。
瞑った途端、目から涙が零れたが気にせず寝転がった。
「……おい。」
ん、なんか声が聞こえるけど私じゃないしいいか。
と、シカトをしようと心に決め、起きなかった。
「…起きてんの知ってんだぞ。A」
『…へ?』
名前を呼ばれてビックリして目を開いたら、真司が目の前にいた。
伊「、、、何泣いてんだよ?」
『、、、さ、触るなよ!!///////』
先程、涙が零れた顔を親指で拭ってくれた。
伊「え、何 顔、赤くしてんの?今までそんな顔しなかったじゃん。」
『あ、暑いんだよばか!!』
伊「いや、今日寒いだろ。熱か??」
と、いい私の額に手を当てた。
『あああ!!もういいから!!触んないで!!』
恥ずかしくて真司の手を退けてしまった。
伊「え、、、?」
その行為を私は真司の傷付いた顔を見て後悔した。
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松女子 - こんばんは、早速ですが リクで、夢主ちゃんがヤンデレ化した三橋に襲われて、妊娠させられた話 をお願いしてもいいですか? (2019年4月26日 19時) (レス) id: 67ed09f18d (このIDを非表示/違反報告)
暁ーあかつきー - 止まっちゃったーー( ´Д`)再開していただけるといいなぁ... (2019年2月17日 19時) (レス) id: 70381ab19d (このIDを非表示/違反報告)
あんず飴 - リクエストです! ドSスイッチ入っちゃった伊藤くんが照れ屋な彼女をからかう話を書いて欲しいです。よろしくお願いします! (2019年1月16日 20時) (レス) id: e9a1259486 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - 暁ーあかつきーさん» リクエストとコメントありがとうございます!!そのシチュうまうまですね(よだれ) ご期待に添える様、頑張ります! (2019年1月14日 1時) (レス) id: 0e6ce1445d (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - 南未さん» リクエストとコメントありがとうございます!片桐くんのツンデレですか!!想像しただけでも良てもよきですね(よだれ)← ピンクのお話は大好きなんですけど自分に出来るかはとても不安ですがお二つともなるべく努力してみます! (2019年1月14日 1時) (レス) id: 0e6ce1445d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みっちゃん | 作成日時:2018年12月20日 13時