バナナ ページ34
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藤原「朔はなに難しい顔してるん？」
「全然乗ることやぶさかやないんやけど、寒いのが…寒いのだけがいややなぁって」
長尾「乗る気満々やん」
大橋「着替えようぜ！」
長尾「だからなんでもう乗る気？」
なんていうやりとりしててんな。
「ひゃ〜、っはぁ〜〜〜！！」
安東、バナナボート乗ってます！
ウェットスーツ着用で謙杜と丈くんに挟まれて、テンションが上がる。
初めは寒いなって思ってたけど、いざ動き出したら楽しさが勝って全然気にならない。
大西「朔ちゃんヤバイ。楽しくなりすぎてる」
西畑「なかなか見られへんやつちゃう？」
道枝「ライブ中にたまに見る、ハイになってるやつや」
片手でボートに掴まって謙杜と大橋くんと一緒にフォーッ！て盛り上がる。
景色もきれいだし、スピード感がたまらなく楽しくて体を揺らすとボートも揺れた。
高橋「待て待て揺らすな！ホンマにやめて！」
「じょーくん起きてる？」
藤原「うるさいお前落ち着け寒いねんこっちは」
「楽しめば寒ないで！ほら！」
藤原「いややこいつテンション上がりすぎると大橋並にめんどくさい！」
橋安「「ふぅ〜！！」」
寒さのせいか心底嫌そうな顔をしてる丈くん。
不意に速度を落としたバナナボートに、切り離される？って謙杜が言い出して…流石に湖に置き去りは怖いなって思ってたら、急に加速し始める。
水飛沫を上げて激しくなる揺れに後ろ3人組が盛り上がりだした瞬間
ブワッって煽られるようにボートが横に倒れ
それとともに冷たい水中に体がほうり出された。
大西「落ちた────！！(笑)」
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西畑「いかがでしたか？」
長尾「いや、マジで楽しかった！」
大橋「飛び込めて最高！」
「すぅっごく楽しかったぁ！」
道枝「あかん…朔ちゃんテンションおかしい(笑)」
罰ゲーム2人やったっけ？て思うくらいについてない恭平と丈くんが、寒さと悲運に震えてるのが、可哀想やけど笑えてしまう。
ふふ、と笑っていると何故か急に湖に走り出した謙杜と大橋くん。
そんな二人にわたしの腕は片方ずつ掴まれていて、
「ぎゃー！！」
ばしゃーんっ
って、盛大に水音を立てて再び湖に落とされた
大西「あほや」
西畑「いや、どういうお笑い？」
「わたし、巻き込まれてただただ事故やねんけど…！」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
なにわ男子さんデビュー一周年おめでとうございます！
供給多くてありがたすぎる
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作者名：斗和 | 作成日時：2022年9月1日 22時
