兄さん！！！！

サンジュウニ ページ35

？｢お話中にすみません 、剣持さんのお兄様にご用があると田角が、、｣





『え、あ、俺？…ってなわけで一旦抜けるわ。また後でな』




両サイドにいた2人の頭を雑に撫で名前も知らない彼女に声をかけた。




扉を閉め案内してもらおうと声をかけようとしたんだけど…見る限りこの子かなり若いよな？やべえ、不審者とか思われねーかな、、



内心かなり焦ってたらずっと黙り込っていた彼女が口を開いた



？｢あ、あの自己紹介が遅れました、にじさんじ所属バーチャルライバーの月ノ美兎と申します！｣




『月ノ美兎、さん…あ、俺は剣持Aって言います。一応刀也の兄ちゃんやってます。笑』




月ノ｢！剣ちゃんのお兄様でしたか！！｣



『ふは、笑笑 刀也剣ちゃん呼びなの？？笑 じゃあ俺も剣ちゃんになるのか笑』


月ノ｢あっいや違います！！えーと何とお呼びすれば、、｣


『普通にAでいいよ。寧ろ名前呼んで？』



あ、え、、と頬を赤らめながらなにやら考え込んでいる美兎ちゃんが誰よりも可愛い 、…え、俺何考えてんだ？？！人周りくらい違うよな？！これ犯罪じゃ、、


月ノ｢っ、、Aさ、ん、、｣



『！…美兎ちゃん、』




思わずその可愛い顔に手を伸ばそうとしたその時目の前の扉が思いっきり開いた。



その物音にビックリしたのか美兎ちゃんは俺に抱きつい…え？？？待って可愛いいい匂いすんだけど？？！(27歳独身)




田角｢あれ？！邪魔、、しちゃったカナ？！｣




きめぇなこいつ




『おい美兎ちゃん怖がっちゃっただろーが。謝れ陸』



月ノ｢あ、いえ、、むしろすみません！！？｣



田角｢えーーなんかごめんね？？あ、先輩そうだ例のあの件なんですけど日程とか、、｣


『あー待ってな…美兎ちゃんこの後時間ある？』




月ノ｢私ですか？…はい時間はあります、けど｣



『…飯食いに行かない？』


月ノ｢え、、｣



『あ、いや美兎ちゃんが無理なら大丈夫だから！』



月ノ｢っ、行きたい、、です！！｣


『！…マジ？』



月ノ｢Aさんと、まだ一緒に居たいって言ったら、困りますか…？｣

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