沖矢さんちの大きな幼女【黒鉄の魚影】

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1時間後、集合し終わるとホエールウォッチングに向かうための胸が出航する八重根漁港へと向かった



お互いを手伝いながらライフジャケットを着用し終えると小五郎のおじさんが居ないことに気づき、ツアーガイドの丑尾さんが蘭ちゃんに確認を取っているとどうやらおじさんは酔っ払って寝てしまったらしい




クルーザーのデッキへと蘭ちゃんが進み江戸川君が足を進めようとした時船のエンジン音が聞こえ始め海の方を見ると、漁船の向こうから船がでてきた

その船体には“警視庁”の文字が




薄らとしか確認できなかったが、白鳥警部と黒田管理官を確認し江戸川君も発見したのかクルーザーに背を向けて走り出したため、私も追いかけて警視庁の船に乗り込むことにした


不必要な荷物が置いてあるところに身を隠しながらそのままパシフィック・ブイに向かっていった





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side.





蘭「間違えて違う船に乗っちゃった？！」

元太「コナンって抜けたところあるよな」





歩美「あれ？でもAちゃんもいないよ」

阿笠「エ...？
あ、あぁ心配いらんよ
白鳥警部とコナン君と一緒にいるみたいじゃ

ほれ、後でホテルに送ってもらうって」




蘭「もう、Aちゃんまで……」






間違えて、ねえ……


まさかAも、パシフィック・ブイに興味があったのかしら




それとも、江戸川君を引き止めるために？

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