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星空の下で ページ41

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side.





江戸川「…だよな」



コナンは落ち込んだ様子で、探偵バッジを見つめた。灰原とAを連れ戻す方法を考えるコナンの頭に、蘭と闘っていたコーンロウの男が思い浮かぶ。



阿笠「ピンガ?」

阿笠博士が聞き返すと、コナンは小さく頷いた。


江戸川「あぁ、組織のメンバーの一人だ」























−−工藤邸にいる沖矢に、コナンから電話がかかってきた。


電話に出た沖矢は椅子から立ち上がり、窓に近づいて夜空を見上げた。東京の空はほとんど星が見えない。



コナンは電話越しに勢いよく謝った。



江戸川「ごめん、昴さん…!
ボクがもっと早く気づいてたら」

沖矢「後悔しても時間が過ぎるだけだ。

……それに潜水艦だと、ライフルでは歯が立たないな」




江戸川「う、うん!

…どうすればいい?
2人一緒に居るとも限らないし…」

沖矢「携帯電話を奪われているかいないかで変わるだろう。

こちらで対処法を考える。その子とAの奪還は……」






江戸川「それはこっちでなんとかすっから、赤井さんは潜水艦に専念して!」

沖矢「ああ、分かった。
Aを頼んだよ、坊や」



工藤邸に居る沖矢は、メアリー、秀吉、真純、A、そして秀一の写真を見ながら唇を噛んだ。















沖矢に電話した後、コナンはホテルの屋上に上がり、蘭に電話をかけた。



江戸川「心配すんなって。
オレもいろいろ探って、博士に連絡すっから」


蝶ネクタイ型変声機を巻いたスマホに向かって、コナンは励ますように明るい口調で言った。




蘭「新一、こっちに来れないの?
知り合いの子が2人も攫われちゃったんだよ」

江戸川「分かってる。いざとなったら、そっちに行ってやるからよ」





コナンは答えながら、羽織ったカーディガンのポケットを探った。





蘭「ホント?約束だからね」

江戸川「ああ……」



ポケットからピルケースを取り出したコナンは、通話を切った。手のひらのピルケースを親指で器用に開けて、青と白のカプセルを取り出す。




江戸川「いざとなったら、な……」



手にしたカプセルを見つめて顔を上げると、満点の星が瞬いていた。

血の海と悪夢→←消えた潜水艦



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kyu(プロフ) - 蒼陽さん» ご指摘有難う御座います (5月21日 19時) (レス) id: dafdd28139 (このIDを非表示/違反報告)
蒼陽(プロフ) - とても面白いです、ちなみに八丈島のディナーという話で、お食事が美味しいし、雰囲気も最高だねと言ったのは蘭です、園子と入れ替わってますよ!頑張ってください楽しみにしてます (5月21日 14時) (レス) @page26 id: 306cc09e04 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - なるほどね ありがとうございます! (5月14日 21時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
kyumyo204(プロフ) - ムスメ3さん» イギリスの国内治安を維持を担当する情報機関です、実際にある機関名です! (5月14日 20時) (レス) id: e2b10de2b6 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - MI5はオリジナルのやつですか? (5月14日 20時) (レス) @page1 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kyumyo204 | 作成日時:2023年5月13日 19時

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