沖矢さんちの大きな幼女【黒鉄の魚影】

事情聴取 ページ25

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2人を出迎えた白鳥は、早速事情聴取を始めることにした。施設内のカフェスペースで、目暮と佐藤、白鳥と黒田がそれぞれペアになって、エンジニア立ちからの話を聞く。

グレースからの事情聴取は、目暮と佐藤のペアが担当した



目暮「グレースさんはいつからここに？」

グレース「私は5年前に技術職で採用されました」


目暮の質問に答えたグレースは、思いを巡らせるように黙った。そして「あの…」と躊躇い(ためらい)がちに口を開く


グレース「こんなことが起きた以上、システムの運用を一旦停止すべきなんじゃないかと思うんですが…」


グレースの背後にあるプランターボックスの影でコナンとAは話を聞いていた。






グレースの次は、牧野だった

目暮と佐藤は別の席に移動して、牧野から話を聞いた。コナンとAも目暮たちからやや離れた席に移動して、様子を伺う。

目暮がパシフィック・ブイの運用を1時中止するよう提案すると、



牧野「ダメだ、それは絶対にできない！」

牧野は断固として突っぱねた



目暮「いや、しかし……」

牧野「当日に停止など、インターポールの威信に関わる！」


冷静さを失い熱くなった牧野は、テーブルをドンと強く叩いた。







レオンハルトからの事情聴取は、白鳥と黒田が担当した。



レオンハルト「なんでアンタ等が取り調べしてんだよ！」

カフェの席に着くなり、レオンハルトは攻撃的な態度に出た。が、白鳥は動じることなく聴取を続ける



白鳥「インターポールに出向したのはいつですか？」

レオンハルト「日本警察だって容疑者のうちじゃねぇのか！」




レオンハルトは質問には答えずひたすら怒りをぶつけるだけで、その怒鳴り声は隠れて聞いていたコナンやAの耳にも飛び込んできた。



エドからの事情聴取は、自分のコンソールから離れたくないと言う本人たっての希望で、エドの席で行われた

白鳥がパシフィック・ブイの運用を一時停止するよう提案すると、


エド「俺も停止は反対。だってこんな凄いシステムをイジれるんだよ」


エドはコンソールを操作して、モニターに映るヨーロッパの街の映像を切り替えた


黒田「以前まで、世界的なIT企業におられたそうですが」


黒田の声に作業をしていたエドの手が止まった。黒田の方を見るとすぐに前を向いてキーボードを操作する



エド「こっちの方がずっとやりがいがあるね
今日みたいにexcitingな事件も見られるし」

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