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side.
ジン「だから同等のキュラソーを野放しに出来ねぇんだよ」
キール「じゃあキュラソーを奪還してNOCリストを手に入れるべきじゃないの?
ジン 我々が本当にNOCかそれを確認してからでも遅くは無いはずよ」
バーボンとキールは針金でどうにか手錠を外せないか試行錯誤しながらジンと討論をしていた
ジン「たしかにな だが…」
ベルモット「ジン!」
ウォッカ「兄貴!」
ジン「疑わしきは罰する
それが俺のやり方だ
さあ、裏切り者の裁きの時間だ」
ジンは吸っていたタバコを口元から外し地面にころがった煙草を足で踏みつけ銃口を2人に向けた
バンッ!!
ジン「ほらどうしたキール 続けろよ
手錠を外してえんだろ?」
バーボン「まだ容疑者の段階で仲間を!」
ジン「仲間かどうかを断ずるのはお前らでは無い
最後に1分だけ猶予をやる
先に相手を撃った方にだけ拝ませてやろう
既に死んだメリーにネズミのくたばるサマを見せつけながらな
ウォッカ、カウントしろ」
ウォッカ「了解、60秒」
キール「そんな脅しに乗るもんですか」
バーボン「もし彼女をNOCと言ったら自分をNOCと認めた事になる、そんな奴をアンタが見逃すはずがない」
ウォッカ「50秒」
ジン「ソイツはどうかな
俺は意外と優しいんだぜ、後追いするかのように死んだメリーに怨まれながら死ねるんだからな
キール」
ウォッカ「40秒」
ジン「仲良く互いを庇いあってるというわけか」
バーボン「庇うも何も彼女がNOCかどうかのんて知りませんよ」
キール「私だって」
ウォッカ「30秒」
キール「でもこれだけは言える私はNOCじゃない」
バーボン「それはこっちのセリフだ」
ウォッカ「20秒」
ジン「さあ、ネズミはどっちだ?」
ベルモット「ジン…まさか本気で」
ジン「先に鳴くのはどっちだ」
ウォッカ「10秒 9…
8 7…」
ジン「さてバーボンかキールか」
ウォッカ「6 5…
4 3 2…
1
0」
ジン「まずは貴様だ、バーボン」
ジンがバーボンに撃とうとした瞬間上から建物のパーツが落ちてき、照明に当たりベルモットが携帯電話の明かりで照らすとバーボンだけが抜け出していて扉が開く音と共にウォッカに追いかけさせた
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作者名:kyu | 作成日時:2023年4月25日 16時