悪夢の始まり ページ48
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side.akai
1日後の夜、彼女を連れてドライブに来ていた
『東都水族館?』
A「うん、水族館もあるし大きな観覧車もあるんだって」
『ホォ…ただ俺はMSSの殺害されたあの二人を調べる必要があるから行けないな』
A「…やっぱり
『Aは知らなかったんだろう?
MSSの連中が組織に潜っていたこと』
A「その2人と連絡をとっていただけでMSSと直接関わりはもうないから...情報源がどこから出ているのか不思議だったけどまさかNOCだとは思ってなかった」
『顔が広いな...
ずっと思っていたんだが一体Aはどこに所属しているんだ?組織1本だった訳じゃないだろう』
禁断の質問だと思っていたがすぐに答えてくれた
A「内緒だって言われてたけどもう隠せなさそうだしこの機会に教えてあげる
私は“MI5”に所属していたの
日記に書いてあるGRUは嘘でMI5が本当」
『MSSだと思っていたよ、母さんと初対面なはずなのに気があっていたのはそういう事か』
初対面だと言うのに母さんの顔が柔らかかったのは君の性格だと思っていたんだがそれとは別の理由があるとは思いもしなかったよ
A「MI5に置かせてくれたのは務武さんの方だけどね、偶然彼が中国に来てる時に紹介してくれて
あ…ねぇ、秀一さん今すぐ警察庁に向かって!」
『警察庁?』
彼女は思い出したかのようにキュラソーの目的を推測し警視庁に向かうようナビをつけ言う通りに車を走らせた
A「今思い出したの、彼女記憶力が物凄くよくて...RAMの側近だったって事…!
NOCリストが保管されている警視庁にむかって盗むつもりよ、だからバーボンは…」
『メールでジェイムズに送ってくれ
万が一逃げられた時の始末も考えないといけない』
膝掛けをAの頭に被せるように掛けて警察庁付近に向かった
A「MI6のスタウト、BDNのアクアビット、CSISのリースリング
CIAのキール、そして公安警察のバーボン」
『MSSの2人が殺されたのはただの序列でしか無かったのか』
膝掛けをぎゅっと握っているAは虹色の看板を見てこう呟いた
A「何色にでもなれるキュラソー...」
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カルーア - 沖矢昴の喋り方好きなんですよねぇ (2023年4月27日 0時) (レス) id: 12bbba78f7 (このIDを非表示/違反報告)
kyumyo204(プロフ) - レイさん» ありがとうございます♪赤井さんかっこいいですよね~!励みになります! (2023年4月23日 16時) (レス) id: ba979ebf2d (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 読まさせていただきました!面白かったです!!赤井さんかっこいいですッッ!!更新頑張ってください!!! (2023年4月23日 13時) (レス) @page35 id: cf3ba26651 (このIDを非表示/違反報告)
kyumyo204(プロフ) - Lilyさん» ありがとうございます♪そう言って頂けてうれしいです! (2023年4月21日 22時) (レス) id: dd659f39a5 (このIDを非表示/違反報告)
Lily - 初めまして!!めっちゃ面白かったです!!更新頑張ってください! (2023年4月21日 17時) (レス) @page19 id: e27c5b8e73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kyu | 作成日時:2023年4月18日 13時