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緋色の序章 ページ20

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歩美「えーっ、歩美は遊園地がいいー!」

光彦「東都水族館も捨て難いですよ!」

元太「うな重だろ!」





ジョディからの提案を受けて2日後、学校帰りに博士と少年探偵団、江戸川君と喫茶店ポアロに来ていた

休みだと言っていた“安室透”が偶然にも出勤していて店内は女子高生達で賑わっていた





歩美「Aちゃん?Aちゃーん?」

『あ、...ごめん、なんだっけ』


光彦「も〜、今度の休みどこに行くかって話ですよ!」

『私はみんなに合わせるよ、行きたいところないし』



歩美「じゃあじゃあ遊園地にしようよ!」

江戸川「ったく別にどこでもいいだろ」




返事は急がないから…と言われたけど私はどうするべきなんだろう、ずっとジョディの声が脳内に残っている



江戸川「A大丈夫か?」

『うん、平気よ』




安室「もしかして気温差にやられてるんじゃないですか?」

『いいえ、少し考え事』




バーボン...そういえばあなたも何かと探ってきていたけど何の用なの?それともまだ気が付かれていない…?



阿笠「しかしなぁ…」

『大きな休みの時に水族館も遊園地も行ったらいいよ、それじゃあ私先に帰るね』




歩美「えーっ!もう帰っちゃうの?」

『うん、宿題やらないと』




安室「でしたら送りますよ」

「「『!』」」




江戸川「(まさか正体バレて…!)」

『まだ時間遅くないし私小学五年生だから大丈夫
それに今抜けたら大変なんじゃないの?』




安室「っ...それもそうですね」




どういうつもりか分からないけどどうしても探りたいならあなた一人でいらっしゃい、生憎二人も相手出来ないの




歩美「それじゃあまた月曜日ねー!」

『うん、ばいばい』




安室「あの…」

『何?』




安室「逃げれると思わないでください」





安室透(バーボン)は誰にも聞こえないように私の耳にそう言い当てるとニコニコと笑顔を振りまきながら扉を閉めた


早くなる鼓動は収まらず、震える手を抑えながら私は家へ一直線に帰った。



偽装しているのがバレてしまってはこの世に生きることを許されない、同時に2つで悩むとは思わず暫くは自室に籠って全身を布団で隠した。

−→←ジョディの目的



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カルーア - 沖矢昴の喋り方好きなんですよねぇ (2023年4月27日 0時) (レス) id: 12bbba78f7 (このIDを非表示/違反報告)
kyumyo204(プロフ) - レイさん» ありがとうございます♪赤井さんかっこいいですよね~!励みになります! (2023年4月23日 16時) (レス) id: ba979ebf2d (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 読まさせていただきました!面白かったです!!赤井さんかっこいいですッッ!!更新頑張ってください!!! (2023年4月23日 13時) (レス) @page35 id: cf3ba26651 (このIDを非表示/違反報告)
kyumyo204(プロフ) - Lilyさん» ありがとうございます♪そう言って頂けてうれしいです! (2023年4月21日 22時) (レス) id: dd659f39a5 (このIDを非表示/違反報告)
Lily - 初めまして!!めっちゃ面白かったです!!更新頑張ってください! (2023年4月21日 17時) (レス) @page19 id: e27c5b8e73 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kyu | 作成日時:2023年4月18日 13時

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