2人と2人 ページ21
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side.
ジン「おい、メリー」
『なに?私はあなたに用ないんだけど』
長い銀髪に緑の鋭い目に、長身。
私が1番見たくない姿で恐らく1番見せつけられている
“恐怖”というものを…
ジン「俺も用はねェよ、新しい奴がきたから知らせに来ただけだ。
この前送った依頼相手のジジイについてさっさと調べろよ…何せ任務が立て続けにあるからな」
『出来たら教えるから早く出ていって』
『で、あなたがライなの?
もう紹介はジンにしてもらったし自己紹介なんて組織には不要』
ライ「フン⋯一応“仲間の顔”は拝んどきたいんでな」
ジンとおなじ長髪長身で緑の瞳だけど、黒髪で…雰囲気がジンと全く違う…
でもこの男も私を探っている
まあ、そっちが探らなくても私は探らさせていただくけど
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明美「もう!そんな事言って〜」
『そうじゃない、何れ死ぬ仲間の顔なんて拝んでどうなるって言うの?』
明美「じゃあメリーは私や、し…シェリーの顔を見ても何とも思わない?」
『それとコレは別でしょ
何かを探るような目、本当に不愉快。ジンはご機嫌だったしおかげで私は不機嫌なの
これ以上、私は世話をしたくないのに…』
明美は私と違って、女の子らしい性格をしているし正直どうして彼女が私に構うのか分からない
でも、組織内で1番関わりやすくて信用しているのは間違いなく彼女
明美「ふふっ、でも私は好きだよ?
だってメリーは一見、冷たく見えるけど誰よりも優しいじゃない。
いいのよ、たまには甘えても、助けを呼んでも
あなたは組織の一員である前に一人の女性なんだから!」
一人の女性…?
ちがう、違うの明美
わたしは、私は、
一人の女性になれないの
何も知らないの、
明美「だったら知ればいいじゃない!
あなたが思っているより恋愛は楽しいものよ
そうだ!今度一緒に日本の恋愛ドラマでも見ない?
日本のは評判がいいって知ってた?」
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A「あけ……み…」
「寝言までとは、よく眠っているな...
お前には伝えたい事が山ほどある。
もう少し待っていてくれ…俺の___」
江戸川「赤井さん?起きた?」
「いや、まだだよ
寝かせたまま向かおうか」
江戸川「う、うん…」
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kyumyo204(プロフ) - 庄司靖さん» わあ!ありがとうございます〜!是非お楽しみください♪ (2023年4月16日 18時) (レス) id: e517dff763 (このIDを非表示/違反報告)
庄司靖(プロフ) - 続きを早くみたいです!無理でなければよろしくお願いします (2023年4月16日 14時) (レス) @page35 id: e958ad6f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kyu | 作成日時:2023年4月10日 15時