沖矢さんちの大きな幼女【名探偵コナン】

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灰原「あっ、また動きだした
今度は王石街道を南下して鳥矢町方面に向かっているわ」



沖矢「了解」

『…！』







了解って…誰でも使う言葉だし、こんな時にまでどうして思い出しちゃうの…





沖矢「まだまだ追いつけそうにありませんね」

阿笠「しかし犯人はどこに向かっておるんじゃろう？うろうろ迷ってるようにも思えるが…」





沖矢「案外本当に迷っているのかもしれませんよ
自分の望む血にまみれた着地点が見つからずに」








灰原「今止まったわ！このスピードは歩きかしら」


『でもまた車に乗ったみたい、今度は杯戸町方面に向かってる』




阿笠「しかしなんで一旦車を降りたんじゃ？
犯人はコナン君を車から降ろして、どこかに連れ回していたのかのう？」

『連れ回しているのは江戸川君だと思うけど、何か目的があっての行動だと思うの』






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灰原「もう少しよ、この先の角を右に曲がって少し行った所にいるわ」

沖矢「分かりました」





阿笠「と、とにかくこのことを蘭くんに」

沖矢「まだやめておいた方がいいでしょう。コナン君がどういう状況か分かっていません…まさかと思いますが、ぬか喜びに終わってしまう可能性も無いわけではありませんから


とにかく連絡は現状を把握してからに」




阿笠「わ、分かった…」





沖矢「それと君にも念の為言っておきますが、彼もしくは彼の乗る車を発見しても無茶な行動には出ないように。彼の命を晒す事にもなりかねませんから」

灰原「それくらい分かってるわ、子供じゃないんだから」

















15km後ろに白…あの車って確か＿＿＿の車
まさか、まさか…

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