何もしません。 ページ10
お願いします…
お願いします……
こんなにも必死の願いは叶うはずもなく。
キャストスケジュール表の今日の欄には
" KYUHYUN "
と書いてあった。
｢はぁ…｣
もう、知らない間に溜め息が出ちゃう。
C｢キュヒョンくん入りまーす｣
OMG...
来てしまった。彼が。
キュヒョンさんの座った場所から頭の中で対角線を引き
今日は彼から一番遠いであろうこの位置で働こう、よし決めた。←
メイクアップされていくキュヒョンさん。
悔しいんだけど、本当に王子様みたい……
なんて見とれていたら
パチッと
見事に目が合って。
慌てて目をそらす。
バカ、私のバカ。
なに見とれてんの…。
我に帰って、仕事に集中。
わずかながら、顔が熱くなっていくのが嫌でも分かった。
ユイが昨日変なこと言うから、意識しちゃっただけ。
そう、
私たちは何でもない…
必死に言い聞かせてその場をしのいだ。
｢お疲れ様でした^^｣
C｢お疲れ〜！ちょっと今日も悪いんだけど…｣
チーフが指差す方向を見ると……
はいはい。
分かりましたよーだ。
｢いえ…お気になさらず(笑)｣
またチーフと彼女さんは手を繋いで帰って行った。
いいなぁ…
私もあんな風になるときが来るのだろうか。
そこで、ぽんっと頭に浮かんだのがキュヒョンさんで。
やだ…何でキュヒョンさんと私が。
｢いやー、ないないない…！｣
独り言を呟いてとぼとぼ家に帰る。
すると、プップーと後ろからクラクションを鳴らされる。
ちょっと気になって後ろを振り返ると…
車窓から、顔を出した……
キュヒョンさん。
ここは本能で。
私はとにかく逃げて逃げて逃げた。←
ふう……
マンションに着くと一気に安心した。
どうやら私は逃げ切れ
KH｢…Aさん、｣
……なかったみたいです。←
目の前に立つ彼は
天使でも悪魔でもなく。
ただただ純粋に、可愛いなって思っちゃう爽やかな笑顔で。
｢……えっと…｣
KH｢あの、ここじゃマズいんで……｣
なんだかお互いぎこちないって感じ。
まあ、当たり前か…。
私が疑わしそうな顔をしていると
KH｢…今日は、何もしません。だから…｣
真面目にそう言う彼。
結局、私はキュヒョンさんを信じることにした。
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ぴーまん(プロフ) - Halukaさん» 乞うご期待です！笑 ありがとうございます(/ _ ; ) (2015年3月15日 9時) (
レス) id: 8237cfdb24 (このIDを非表示/違反報告)
Haluka(プロフ) - ぴーまんさん» 楽しみです〜(●´ω｀●)ゞ頑張ってください！！ (2015年3月14日 17時) (レス) id: 5c0884b0e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん(プロフ) - Halukaさん» 嬉しいです〜！；＿； もっと面白く&キュンキュンさせられるような作品を作っていきたいと思います！笑 励みになるコメントありがとうございました(つД`)ノ (2015年3月14日 17時) (レス) id: 8237cfdb24 (このIDを非表示/違反報告)
Haluka(プロフ) - やばいです///面白い!!!(＊＾＿＾＊) (2015年3月14日 15時) (レス) id: 5c0884b0e1 (このIDを非表示/違反報告)
sjlav13(プロフ) - ぴーまんさん» 力になるならたくさんコメントします(笑)他の作品も拝見させていただきます!! (2015年2月17日 21時) (レス) id: f24e293af1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーまん | 作成日時：2015年2月3日 0時
