信じらんない ページ5
KH｢着きました。｣
｢あ、ありがとうございました…。｣
ひゃー緊張した。
たった15分が2時間くらいに感じた。
そんな時でさえも、シートベルトを無造作に外すキュヒョンさんに見とれてしまう私は何て愚かなんだ。
KH｢ん？｣
｢へっ。｣
目が合って、マヌケな声が出てしまった。
KH｢見とれてたんですか？｣
｢はっ！なななな有り得ませんから！！｣
意地悪に笑う彼。
なんなのこの人…。
こういうの本当に困ります。
もっと今までに男性と話したりしとけば、こんなことで顔が火照ることはなかったのに。
KH｢はい。｣
まるでお姫様みたいに私をエスコートしてくれて。
手と手が触れるだけで、もうドキドキ。
キュヒョンさんの後ろを
少し間を空けて歩く。
KH｢何階？｣
｢あ、えっと…7階です。｣
エレベーターに乗ってる無言の間に思ったけど。
彼はなぜにここまで来てくれるのか。
"送る"って普通はマンションとかアパートの下までじゃないの…？
もう…この人といると色んな意味で脳みそ破裂しそう。
｢ここです…｣
KH｢ふーん。｣
これじゃまるで私の方が年下みたいだけど。
実際、キュヒョンさんの方が私より年下だ。
やだな…若い男の子は最も苦手。
そんなに歳は離れてないけど…。
｢あの、ありがとうございました。本当に。｣
ぺこりと一礼して、
なかなか帰らないキュヒョンさんに。
｢あの…もう…｣
どうしよう。
何て言えばいいんだろう。
｢お帰りになられても、結構なのです……が…。｣
今キュヒョンさんはどんな顔をしてるのかな…。
おそるおそる顔を上げると。
ばちっと目が合って。
一言。
KH｢普通、女は送ってくれた男を家にあげるもんですよ。｣
は？？？？？
何をおっしゃい。
え？なにこの人正気？
この瞬間、出会ってすぐこの人をかっこいいと少しでも思ってしまった自分に腹が立った。
きーー！
何なのこいつ！
悔しい悔しい悔しすぎる！
言い返す言葉を頭の中で厳選していると。
KH｢ってことなんで。｣
と、私の握った手の中から鍵を取り出して
まるで自分の家のように入っていくあの人。
待て待て待て。
急いで後を追いかける。
もう堪えらんない。
腕を掴んで、部屋に侵入する彼から勢いよく鍵を取り返す。
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ぴーまん(プロフ) - Halukaさん» 乞うご期待です！笑 ありがとうございます(/ _ ; ) (2015年3月15日 9時) (
レス) id: 8237cfdb24 (このIDを非表示/違反報告)
Haluka(プロフ) - ぴーまんさん» 楽しみです〜(●´ω｀●)ゞ頑張ってください！！ (2015年3月14日 17時) (レス) id: 5c0884b0e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん(プロフ) - Halukaさん» 嬉しいです〜！；＿； もっと面白く&キュンキュンさせられるような作品を作っていきたいと思います！笑 励みになるコメントありがとうございました(つД`)ノ (2015年3月14日 17時) (レス) id: 8237cfdb24 (このIDを非表示/違反報告)
Haluka(プロフ) - やばいです///面白い!!!(＊＾＿＾＊) (2015年3月14日 15時) (レス) id: 5c0884b0e1 (このIDを非表示/違反報告)
sjlav13(プロフ) - ぴーまんさん» 力になるならたくさんコメントします(笑)他の作品も拝見させていただきます!! (2015年2月17日 21時) (レス) id: f24e293af1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーまん | 作成日時：2015年2月3日 0時
